アフィリエイトやサイト運営を続けて思ったのが、そのスキルが就職活動や転職活動にも役に立つということ。
ただ収入を得るだけではなくアフィリエイトの知識や経験が面接でプラスに働きます。
今回は私の実体験も交えて、アフィリエイト経験を活かした就活について話しましょう。
アフィリエイトのスキルを身に付けるメリット
アフィリエイトを始める理由の多くは「収入を増やしたいから」だと思いますが、この収入を増やすために身に付けたスキルがあることで役に立ちます。
それがタイトルにもある「就活(転職)」です。
働きたくないからアフィリエイトで収入を得たいという人もいますが、必ずしもアフィリエイトで食べていけるようにはなりません。むしろ食べていけない人の方が多いでしょう。
そうなった場合やはり働くしかありません。
しかしそんな時に、成功していないとはいえ、ある程度培ってきたアフィリエイトのスキルがあれば、職歴や資格がなくても就職活動に役に立つ可能性があるのです。
アフィリエイトが就職(転職)活動で有利になる理由
なぜアフィリエイトのスキルが就職活動に役立つのか。
それはアフィリエイトをやることで『マーケティングの基礎』と『web制作の基礎』が養われるからです。
「商品をより多くの人に買ってもらうにはどうすればいいのか」「ユーザーを集めるにはどうすればいいのか」「wordpressでブログを作る方法とは」「SEO対策とは」などなど…
これら多くの企業にとって必要なことを趣味の中で学ぶことができます。
例えばITベンチャー企業の面接を受けたとして、その際に「自分が運営するメディアは月間10万PVあります」なんて言えたらどうでしょうか。
その経験は間違いなくプラスに働きます。
それほどの集客ができる能力があれば、ベンチャー系企業ならそれだけで採用されるところもあるでしょう。
ある企業で面接を受けた時の話
これは最近の出来事ではなく数年前の話ですが、当時もアフィリエイトに取り組んでいたものの、収入はほとんどなし。アフィリエイトで稼ぐなんてイメージがまだ全く湧かない頃でした。
運営していたのは雑記ブログだったのでそこそこアクセス数も増えてはいたのですが、雑記ブログは過去にも書いている通り、数万PV程度ではそれだけで生活できるレベルほど稼げません。
わずかしかない貯蓄は目減りしていく一方ですし、これが尽きる前にアルバイトにでも出て働く必要があります。
ですが、私ほどの底辺を雇ってくれる企業は果たしてあるのか疑問でした。
ちなみにわがままですが肉体労働は選択肢にありません笑
面接を受けた多くのIT系企業で採用が決まる
そこで選んだのがやはりIT系企業ですが、同時に何社か応募してみました。
もちろんどこも大きな企業ではなく中小企業です。ベンチャーばかりですね。
アプリ開発をしている企業やECサイトを運営している企業など、それこそアフィリエイトを事業にしている企業もありました。
面接の際には趣味でサイトを作っていることや数万PVまでブログを大きくしたことをアピールします。
一応ポートフォリオとして見やすいように作成したバナーなども印刷して準備。
すると…面接を受けたほとんどの企業で採用の声がかかったんですね。
面接時の反応にも手応えを感じましたが、自分だけの力でPVを集めたり少しでも収益を発生させた経験は、企業面接でプラスになることが身をもって分かりました。
就活生の面接でも差別化になる
就活中の大学生がよく面接で海外留学だとかボランティアの経験をアピールすることがありますが、それら個性に欠ける定番体験より、アフィリエイトなど自身で販売戦略を図ったり収益を発生させた経験をしておきましょう。
決して海外留学が悪いということではなく、面接官も聞き飽きたお馴染みのアピールでは他との差別化が図れないということです。
また、実際に大学在籍中の人がアフィリエイトで月10万円以上稼いでいるケースもあるので、在学中にアルバイトに時間を奪われないというのも大きなメリットではないでしょうか。
まとめ
アフィリエイトを始める場合、その収入だけで自由気ままに生きるのが理想ではありますが、全ての人がそうなれるわけではありません。
一年、二年と続けても収入は上がらず、一旦作業を止めて就活を始める人は多いでしょう。
そうなった時は、今回書いたように自分でサイト運営している旨をアピールすることをおすすめします。
働いていなかった空白期間も「アフィリエイト作業に専念していた」と言えば格好がつきます。
ただ一点注意として、就業後もアフィリエイトを続ける場合、収入が増えてきたら退職してしまう可能性を感じ取られてはいけません。
私の経験でもそこを懸念される企業はあったので、採用されてからも続けるつもりの人は注意しましょう。