ブログ運営では欠かせない「内部リンク」ですが、このリンクの見せ方には『ブログカード』と『リンクテキスト』があります。
「ブログカードの方がサムネイルもあるし見た目がキレイ」とリンクテキストより好んで使ってる人も多いと思いますが、実は絶対に優れたものとは言えないのです。
ブログカードとリンクテキスト、果たしてどちらがいいのか考察していきましょう。
ブログカードとは
ブログカードとは、URLを直接記述することで内部リンクを画像付きのコンパクトなカードのように見せる機能のことです。
設置する際は、下画像の赤枠内のようにaタグなどは使わず直接URLをコピペします。
これをプレビューや公開後に見るとこのような感じに。
ただURLを貼るだけでこれだけキレイなリンクに仕上げてくれるのでとても便利な機能ですよね。
このブログカード機能は基本的にどこのブログサービスやwordpressのテーマにも搭載されています。
htmlを全く知らなくても問題ないので普段から利用される人は多いでしょう。
意外といる「ブログカードってリンクだったの!?」
色々情報を漁っていて見かけたのが「ブログカードがリンクだと今まで知りませんでした」「リンクだとわかりづらい」という声。
ブログを運営する人間からすると驚く事実ですが、これではせっかく考えて設置した内部リンクも大して意味を成しません。
おそらく知らなかった人から見ると、ブログカードは記事のポイントのような(tips的な?)ものに見えていたのかもしれませんね。
実際にブログカードがどのくらいの割合でユーザーに理解されているのかはわかりませんが、一部でもいる以上改善策を考えたいと思います。
ブログカード(内部リンク)の改善方法
ブログカードをリンクだと知ってもらうためにできる方法は何か。
以下の方法があります。
テキストで誘導する
文脈から判るだろうといきなりブログカードを設置するのではなく、「以下の記事で詳しく解説しています」や「こちらの記事もどうぞ」といった一文を添えると読者もリンクだと認識しやすいでしょう。
ブログを読みに来る人全員が機能を理解していると思わず、少々説明がクドくても初めて来る人を想定したブログ作りが望ましいですね。
全てリンクテキストにする
元来リンクといえば主流なのが「リンクテキスト(アンカーテキスト)」です。
さすがに見たことない人はいないと思いますが、リンクが当てられたテキストのことですね。
ブログカードがわかりづらいのであれば、全てのリンクをリンクテキストにしてみましょう。実際にそうしている人もいます。
「関連記事:○○○○○」の方が確かにシンプルで読者には伝わりやすいかもしれません。
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クリック率を検証した人もいる
ブログカードとリンクテキストではどちらがクリックされやすいのか。これを検証した人もいます。
その人の検証結果からすると、「リンクテキストの方がクリックされるが、そこまで極端な差はない」とのこと。
やはり従来のリンクテキストの方がクリックはされやすいそうですね。
ですがクリック率にそれほど大きな差がないのであれば、例えばサムネを見せたいリンクはブログカードにして、そうではない部分はテキストにするのも効果はありそうです。
まとめ
ブログカードは意外にもリンクだと認識されていない人がいることから、リンクを貼るなら無難にリンクテキストにした方がPV数は上がるかもしれません。
私も今まで多くのリンクをブログカードにしていたのですが、今後は多少ブログカードも使いつつ、文中に過去記事と関連するキーワードがあれば、そこを積極的にリンクテキストに変えるようにしたいと思います。
ブログ内回遊率(1セッションあたりのページ数)が低いと感じている人は、一度どのようにリンクを設置をしているか見直してみましょう。