サイトやブログを運営している方は、PHPのバージョンが現在いくつのバージョンか把握されているでしょうか?
もしデフォルトのままにしている人は必ずチェックしましょう!サポートが終了している可能性もあります。
今回はブログのPHPバージョンをアップさせた記事を備忘録として残したいと思います。
PHPのバージョンを確認する(wordpress)
PHPのバージョンアップなんて言われたら、「PHPって何?」「ブログ書く以外はさっぱり」という人もいると思います(私もできれば触りたくない…)。
ですが、これもブログを運営する以上無視できないことの一つです。
PHPのバージョンを確認するには、wordpressのサーバーパネルにログイン後、「ホームページ」の項目にある「PHP Ver.切替」からドメインごとに現在のPHPバージョンを確認することができます。
バージョンを見るとそのバージョンが推奨か非推奨かも判ります。
複数のドメインを所有している場合は必ず全てのドメインで確認しましょう。
バージョンが「推奨」だった場合
2017年のPHPバージョンは最新のものが「PHP7.1」ですが、この最新バージョンでなくても推奨のバージョンであればとりあえず問題ありません。
デフォルトのままだとおそらく「PHP5.6」の人もいると思います。このブログも今はこのバージョンにしています。
7.1にアップデートしてもいいのですが、なにやら一部の古いコードや関数がある場合、不具合を起こす可能性があるとのことなので怖くて安易に行うことができません…
それでも、いずれは5.6もサポート終了するのでアップデートしなくてはいけない日が来るんですけどね。
バージョンが「非推奨」だった場合
非推奨のバージョンを使っていた場合、そのままの状態にして運営を続けるとwordpressやプラグインのアップデートを行った際に不具合を起こす可能性があります。
不具合が起きると突然管理画面が真っ白!なんてことにもなりますが、このブログでもPHPに限らず多々あります。
また、非推奨ということはサポートも終了しているのでセキュリティ上好ましくありません。
上で書いたように不具合を起こしそうなコードなどがないか確認して、必ずアップデートすることをおすすめします。
別のブログもPHPバージョンを確認すると…
このブログは推奨のバージョンだったので問題ありませんが、運営しているもう一つのブログを確認すると…
非推奨!
全く気付かず古いバージョンで運営を続けていました…もしかしたら前述した関連記事プラグインでエラーが起きたのはこれが原因だったのかもしれません。
ということで、早速PHP5.6にアップデートしたいと思います。
左の「現在のバージョン」がご覧の通り古いバージョンです。
切り替えに問題がなければこのまま一番右の切替ボタンを押して、次のページで再度確認ボタンを押します。作業はこれだけなのでとても簡単。
ただし、「.htaccessファイル」を編集していると管理画面で切り替えても内部的にまだ古いバージョンのままだったりすることがあるそうです。
触ったことがある人はその辺りも確認する必要がありそうですね。
「PHP5.6」は2018年でサポート終了?
現在では推奨としてサポートされている「PHP5.6系」ですが、どうやら2018年いっぱいでサポートが終了とのことです。
今すぐに「7系」にアップデートする必要はなさそうですが、遅くても終了の一ヶ月前くらいにはアップデートしておいた方がいいかもしれません。
バージョンを「5→7」に大きく変えると何かしら不具合が起きそうで怖いかもしれませんが、いろんな人の考察を読むと、PHPのバージョンアップは基本的に互換性があるのでそこまで不安になることもないそうです(それでも不具合の可能性はゼロではありませんが)。
まとめ
以上がPHPバージョンをアップデートした内容でした。ブログ初心者だとPHPの設定など全てデフォルトのままにしている人もいると思います。
私のように気付かず古いまま使っていることのないよう、たまに管理画面にログインして色々チェックしましょう。「そういえばこの設定ってどうしてたっけ?」と気付けるかもしれません。