全文が英語で書かれているメール、いわゆるスパムメールにうんざりしている人も多いのではないでしょうか。
このブログでもつい最近までほぼ毎日スパムが送られていました。
一応迷惑メールフォルダに自動で振り分けられるようにはしているものの、やはり非常に鬱陶しい。なんとかブロックしたいですよね。
今回は、そんな迷惑な海外スパムを簡単にブロックできた方法をご紹介したいと思います。
なぜターゲットに…超迷惑な海外からのスパム
ブログ運営を続けていると何かしら迷惑行為を受けることがありますが、その中でも代表格と言えるのが「スパムメール」です。
大してアクセスがないこのブログですらほぼ毎日送られてきます。本当に迷惑極まりない…
メールの内容は全文英語。
翻訳すると「ブランドなどの商品」や「ツール」を買いませんか?といったものです。
全く興味ないしそんなメールを経由して買うことはありえないので、本当に100%迷惑なものでしかありません。
しかし送り主は大体の場合が自動送信しているロボット。
こちら側でなんとか防ぐしかありません。
とりあえず「お問い合わせ スパム」とかで対策方法を検索しました。
「reCAPTCHA」の導入
複数のブログで有効と言われていたのが「reCAPTCHA」というシステムです。
見かけたことのある人も多いと思いますが「私はロボットではありません」というやつですね。これでロボットの自動送信を防ぎます。
幸いプラグインで「Contact Form 7」を使っていると簡単に設定できるとのことだったので、早速管理画面の「インテグレーション」から取得したサイトキーとシークレットキーを設定しました。
設定を終えてお問い合わせにreCAPTCHA用の記述も追記します…が、何も表示されない。
しっかり紹介されていたサイトの手順通りに進めても何も表示されません。
その後も試行錯誤しながら色々設定をいじっても一向に表示されることはなかったので、この方法は断念することにしました。
お問い合わせフォームの内容を見直す
結局この方法でスパムを防ぐことができました。
お問い合わせフォームの内容変更です。
おそらくほとんどの人がお問い合わせフォームでは以下の項目を設定していると思います。
- 名前
- メールアドレス
- メッセージ本文
- チェックボックス
しかしこれだけだとロボットはすり抜けてきます。
不思議なことにチェックボックスにチェックを入れないと送信できないようにしてもロボットはすり抜けて来るんですね。
そこで私が行ったのが、新たに「電話番号」の入力を必須項目として追加しました。
このような感じですね。
ちなみに必須項目ではありませんが、念のためもう一つ「クイズ」というのも付け足してみました。
コメント欄でこれだけ必須項目を設定するのはダメですが、ただの個人ブログでお問い合わせフォームが使われるケースは滅多にないので、個人的にはこのくらい入力を求めてもいいのかなという気もします。
ちなみにwordpress上ではこのような記述になります。
これでしばらく様子を見ることにしました。
ロボットも困惑?スパムメールを完全ブロック!
お問い合わせフォームをこの内容に変更してから数週間…なんと一切のスパムメールが来なくなりました。
あんなに毎日来てたのに…笑
もしかしたら一時的なもので、また電話番号の入力もすり抜けてくるロボットが現れる可能性もありそうですが、こんな簡単な追記でとりあえず現状のスパムを全て防げるのであれば御の字です。
なんとなく項目に追加したクイズも、もしかしたら多少の効果があるのかもしれませんね。
趣味や日記のようなブログであればお問い合わせフォームなんてほとんど使われることはないので、スパム対策として自分なりにカスタマイズしてみましょう。
まとめ
スパム対策を調べると今回挙げた「reCAPTCHA」や、function.phpに対策コードを書き込んだりと結構面倒な方法がいくつか出てきます。
ですが自分が試した結果どれもしっくりこないというか、function.phpのファイルに追記なんて余計なエラーが起きそうなので論外でした。
それに比べて、今回のお問い合わせフォームの入力項目を増やすというのはかなり簡単且つ有効な方法ではないでしょうか。
前述したように一時的なだけで、またスパムが来るようになる可能性はあるかもしれませんが、今のところこのブログではスパムが来ていません。
スパムは自動で迷惑メールフォルダに振り分けられていれば気にしないという人もいそうですが(私もそうでした)、たまに一通二通程度ならそれもいいかもしれません。
しかし大量に来ているようであれば、下手したらサーバーダウンなんてことにもなりかねません。
百害あって一利ないスパムメール。とりあえず一時的でも防ぎたい!という人は、ぜひ今回ご紹介した方法をお試しください。