ブログを運営する人は必ず記事ごとにアイキャッチ画像を設定しているでしょうか。
ブログ初心者の方にたまに見られるのが「文字だけで一切画像なし」というブログです。
もし「面倒臭い」なんて理由で設定していなかったら、それは他のブログより非常に不利な状態で戦っているということ。
特に収益にもSEOにも興味がないのであれば好きにすればいいと思いますが、そうではないなら全ての記事に必ずアイキャッチ画像を入れるようにしましょう。
今回はブログでアクセスを増やすために、アイキャッチ画像が必要な理由を6つご紹介したいと思います。
記事に欠かせない存在
アイキャッチ画像はブログにとって欠かせない存在です。
この記事にも「開いたノートパソコン」の画像が設定されていると思いますが、私が運営する全てのブログには必ず何かしら記事のイメージとなる画像を挿入するようにしています。
というか大体の人がそうしてますよね。
しかし中には、一切アイキャッチを入れないという方もいます。
実際にそういったブログをいくつか読んだことがありますが、本当に文字だけです。
ブログデザインにも凝った様子はなく、シンプルに文字だけ。
もしかしたら「記事を書くたびに画像を探し出すのが面倒臭い」という気持ちがあるのかもしれませんが、それは確かに分かります。
記事タイトルによっては私も画像探しで結構時間を取られることがあるので、その時は非常に画像の存在が鬱陶しいですね。
ですが前述したように、それでもアイキャッチはブログにとって非常に大事な役割を果たすものなのです。
アイキャッチ画像を入れた方が良い6つの理由
アイキャッチ画像を入れるべき理由を6つ挙げてみましょう。
サムネイルから記事の中身をイメージさせる
ブログのトップページには記事リストが一覧となって表示されますが、この記事が並んでいるとき、ユーザーはサムネイルとなる画像から記事の中身がどのようなものかイメージしてクリックする場合があります。
ユーザーが記事リストの中から「この記事を読んでみよう」と思うかどうかには以下の要素が大切になります。
- サムネイル
- 記事タイトル
- ディスクリプション(ブログによってはリード文が表示されたり、何も表示されなかったりします)
仮にサムネイルとなるアイキャッチ画像を設定していない場合、タイトルとディスクリプションの二つで「読みたい」と思わせなければいけないということ。ブログカード然りです。
あえてそんな不利なことする必要ありませんよね。
「画像を見て読みたいと思った」という人は少なからず絶対にいます。
それだけ画像が持つ力は侮れません。
オリジナル画像であれば興味が惹かれる
このブログではほとんどの画像がフリー素材を占めますが、理想を言えばオリジナル画像の方がSEO的にも好ましいでしょう。
例えば、以下の記事は私が実際に撮影してきたオリジナル画像です。
宝石キャッチャーではないただのクレーンゲームのフリー画像より、実際の宝石キャッチャーの写真の方が間違いなく読まれる可能性は高くなります。
事実、この記事はそこそこPVを稼いでくれる記事になりました。
ブログデザインが地味でもサムネイルがあるだけで見栄えが良くなる
シンプルなデザインをしているブログほど、画像がなければ地味で貧相な見た目になってしまいます。
このブログが良い例になると思いますが、仮にトップページからサムネイルが消えたら相当地味になると思います。
間違いなくPVもガタ落ちするでしょうね。
しかしこれだけシンプルなデザインでも、そこにサムネイルが並ぶだけで多少見栄えが良くなります。
「no image」では印象が悪い
画像が一切ないブログの中には、サムネイルの位置に「no image」という文言だけが表示されていることがあります。
トップページでは「no image」が上から下まで並んでいます。
それを見てどう思いますか?
私が実際に見た感想としては「印象が悪い」。
なんだか暗いんですよね。
おそらくユーザーの中には、それだけで離脱してしまう人もいるかもしれません。
alt属性から検索流入を増やす
画像には「alt属性」というものがあります。
alt属性には画像に関連するキーワードを入れることになりますが、もし画像が何らかの不具合で表示されなかった時、画像の代わりとなってそのキーワードが表示されるようになります。
それだけだと大した意味をなさないように思えますが、このキーワードがSEOにも効果があるんですね。
画像に設定したキーワードを検索エンジンに伝えるためにも、必ずalt属性にはキーワードを入れておきましょう。
例えばこの記事のアイキャッチ画像で言えば、「パソコンとレンガの背景」というキーワードを入れています。
ただし、以下のことには注意しましょう。
- キーワードはちゃんと画像に関連したものを正しく入れる
- SEOに効果があるからといってキーワードを詰め込み過ぎない
普通に入れておけば大丈夫です。
文字続きからワンクッション入れて読みやすくさせる
「【著作権フリーの画像素材サイトはどこ使う?】おすすめサイト5選」でも書きましたが、文字だけが続く記事は疲労しやすくなります。
画像が一切ない、さらには装飾も改行もされていない記事なんて私ならすぐ離脱します。
人間の集中力などたかが知れているので、ちょっと目を休憩させる意味でも、ある程度h2の見出し後にアイキャッチを入れましょう。
逆にデメリットはある?
では逆に、画像がブログにもたらすデメリットはあるのか。
いくつか挙げてみましょう。
グーグルのポリシー違反に引っかかる
アドセンスの審査で落とされる原因としてあるのが画像のポリシー違反です。
合格後でも画像が原因で警告を受けるケースもあるようですね。
その辺も考えながら画像を探さなくてはいけないのはデメリットではないでしょうか。
ページ読み込みのパフォーマンスを下げる
画像が原因でページの読み込み速度が低下することがあります。
特に、画像サイズが大きいとその影響も大きくなります。
このブログでも昔書いた記事で、明らかに表示されているサイズより大きいサイズの画像が何点かあったので修正しました。
記事が増えれば画像もその分増えていくので、プラグインの「EWWW Image Optimizer」で画像の圧縮など、何かしら容量を抑える対策をしておきましょう。
まとめ
アイキャッチ画像にはこれだけ様々な良い効果があります。
いろんな方のブログを見ていると、一切画像を使っていない人もいれば、なぜか画像を使ったり使っていなかったりという人も見かけます。
どちらにせよ画像を使ったデメリットより使わなかったデメリットの方がはるかに大きいので、もしこの記事を読んで設定していなかった人は、必ず設定しておくことをおすすめします。