アクアリウムの素材として使われることが多い水草を増やして稼ぐ方法です。
水草には様々な種類がありますが、ここでは初心者でも育てやすくて増やしやすい人気の水草をご紹介します。
自宅に水草専用の水槽を用意して繁殖させながらお小遣いを稼いでみましょう。
アクアリウムや熱帯魚のお供に欠かせない存在
水草は庭園の池などにも使われることがありますが、一般的に多い利用用途は熱帯魚を鑑賞するアクアリウム用の素材です。
前景・中景・後景など、種類によって最適な場所が異なり、水草を添えるだけでアクアリウムの見た目は大きく変わります。
見た目の印象以外にも、水草には水質を維持したり熱帯魚が過ごしやすいよう環境を整えてくれる役割もあります。
副業用におすすめ!初心者向きで育てやすい水草
副業目的で育てるのにおすすめの水草を5種類ご紹介します。
初心者が選ぶ際のポイントとしては、人気の種類かつ枯れにくく丈夫である水草を選ぶのがいいでしょう。
何にすればいいか悩んでいる人は以下に挙げるものを参考にしてみてください。
マツモ
世界中に分布しているマツモです。水草の中でも最も簡単に採集することができます。
マツモは光や二酸化炭素が少ない環境でも育つ丈夫な藻で、メダカや金魚と一緒に水槽に入れられることがあります。
増やすのも簡単で、初めて水草を育てるなら特におすすめでしょう。
アマゾンソード
ロゼッタ型に生える水草のアマゾンソードです。
葉が大きいので1株でも十分存在感を出すことができます。
初心者でも育てやすく定番であり人気の水草なので、育てる候補に入れておきましょう。
ハイグロフィラ・ポリスペルマ
シンプルな見た目をした初心者向きで育てやすいハイグロフィラ・ポリスペルマです。
少ない栄養や二酸化炭素でもすくすくと成長するので、マツモと同じく最初に育てる水草として最適です。
また、成長すると比較的高さがあるので、ある程度の高さになったらトリミングするのがいいでしょう。
ウォーター・スプライト
ウォーター・スプライトも水草の中では代表的な存在です。
アクアリウムとしては、熱帯魚で人気のグッピーと一緒に添えられることが多い水草でもあります。
増やし方は切り分けた葉を水面に浮かべておくだけで簡単に増やすことができます。
アヌビアス・ナナ
緑の濃い色をした水草のアヌビアス・ナナです。
葉が固く丈夫でどんな環境でも育ちやすいので、他の水草と一緒に育ててみるのがいいでしょう。
初期費用をかけたくない場合は自分の足で採集する
ネットショップやアクアリウムショップで水草を調達するのもいいですが、初期費用を少しでもかけたくない場合は、自分の足で採集しに行くのもいいでしょう。
例えば上で紹介したマツモであれば、ため池や水路、河川など、日本各地どこでも見つけることができます。
採集する際はちぎれてしまわないように、根っこがある水草は根っこの部分から丁寧に採る必要があります。
夏場であれば暑さで枯れさせないよう水を張った容器に入れて持ち帰り、水槽に入れる前に水で細菌などを綺麗に落としておきます。
水草の主な増やし方
水草の増やし方は種類によって異なりますが、主な増やし方をご紹介します。
葉先を切り分けて根を生やす
伸びた葉先を切り分けて新たな水草として育てる方法です。
切り離した水草は水に浮かべておくだけで根を生やすので、十分根が生えたら植えて育てましょう。
根は1か月もすれば4〜5cmは伸びてきます。
株分けする
アマゾンソードのように葉とは別にランナー(蔓のような見た目)を伸ばす水草は、株分けをして新しく植え直すことで増やすことができます。
ランナー式の水草はそのままランナーを伸ばしておくと見た目的にも気になる場合があるので、増やさない場合でも定期的にトリミングするのがいいでしょう。
増やした水草はメルカリで販売しよう
増やした水草はメルカリで販売しましょう。
価格相場は量や種類によって異なるので一概には言えませんが、例えばアヌビアス・ナナであれば、1株3,000円で売買されているケースもあります。
水草を安く送る方法は、苔やハーブ、多肉植物を送る場合と同じで、郵便局から第四種郵便の「植物種子等郵便物」として発送するのがおすすめです。
梱包する際は水草を湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで包み、OPP袋やビニール袋へ入れます。
注意点として、植物種子等郵便物は梱包した中身の一部が外から確認できる必要があるので、フードパックのような透明なタッパーに入れる際は水草の一部が見えるように梱包しましょう。
普通郵便の定形外郵便より特殊な送り方になるので、初めて送る場合は必ず郵便局の窓口から送ることをおすすめします。ポスト投函では梱包に不備があると送り主に返送されてしまう可能性があります。
まとめ
アクアリウムは人気の趣味なので、レイアウトに使われやすい人気の水草を増やしてメルカリで販売すれば、良いお小遣い稼ぎができます。
始めるためのスペースもそこまで必要とはしないので、水草用の水槽を用意して環境が似ている種類同士を一緒に育てるのがいいでしょう。
また、趣味としてだけアクアリウムをしている人の中にも、水草がどんどん増えて不要な分は処分していたという人もいるのではないでしょうか。
ただ捨ててしまうのは勿体無いので、ぜひトリミングしたものを販売してみることをおすすめします。
水草ではなくメダカを増やして副業にしたい人は以下の記事を参考にしてみてください。