長きにわたり社会問題とされるのが「ニート問題」です。
働き盛りでも定職には付かず、ただ毎日を淡々と消化する人間が今や数十万人以上。
個人的には無理して働く必要はなく、働かなくても生きていける方法はあると思います。
今回は働きたくない人間が生きていく方法を考えます。
依然として多い「ニート」の実態
「働くのが辛い」「働きたくない」と感じる人はどれほどいるでしょうか。
おそらくほとんどの人がそう思って毎日を過ごしていることかと思います。
現在、日本国内においてニートと呼ばれる人はおよそ60万人近くに上り、2000年を境に急激に増加しました。
増加以降はその数に大きな変化はなく、依然として多いままです。
そもそもニートの定義とは、14〜34歳の学生や主婦を除いた非労働者を指します。
35歳以降は単なる無職となりますが、実は34歳までの無職と35歳以降の無職(35〜59歳)とでは、圧倒的に後者の方が多いのです。
その数およそ100万人以上!
若年層の倍にまで及ぶ数字です。
隠れニートと呼ばれる人もいるので実際はもっといるのかもしれませんね。
何故これほどまでに働かない人間が増えているのでしょうか。
何故ニートは増えたのか
労働を苦に感じることが最も大きい理由に挙げられます。
日本では週5日8時間働くことが普通とされていますが、これは世界でも上位に入る労働時間です。
残業など入れればもっと多くなるでしょうね。
それだけ日本人が勤勉だからこそ、今では日本も先進国の仲間入りをすることが出来たのかもしれません。
しかしその結果、社会から弾かれた人間も増えました。
そして日本ではその弾かれた人間を叩く風潮があります。
勤労の義務があるように働くことが世の趨勢とされますが、何故に国の敷いたレールに乗らなければいけないのか。
その上、レールに乗っていたとしても、そのレールから一度でも外れた人間はもう戻ることすら難しいのが現実です。
同じように感じる人も多いでしょう。
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会社員になりたくない気持ちは痛いほど分かる
私も会社員の経験があるので、会社員になりたくない、戻りたくないという気持ちが痛いほど分かります。
毎日ストレスの絶望的な環境で働いたこともありますし、家に帰れず職場近くの満喫で寝泊まりしていた経験もあります。
もはや何のために生きているのか分かりませんでしたよ…
「これを死ぬまで繰り返すの?」
そんなことを考えながら眠りにつくこともありました。
当時の状況を続けていたら、下手したら精神的な病や最悪な結末を迎えていた可能性もあるでしょうね。
それだけ世の中には異常な職場環境が蔓延しています。
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働かなくてもお金は稼げる
「必ずしも会社に属さなければいけない」とは私は思いません。
働かなくてもお金を得ることは可能です。
このブログでも独力でお金を得る方法を色々とご紹介していますが、今まさにあなたが読んでいるこのようなブログを書くことも収入を得る方法です。
他にも、webライターをしたり絵を描いたり、会社に縛られずフリーランスで自由に活動するのもいいですね。
フリーランスでも結局仕事だと思われるかもしれませんが、同じ「働く」でも全く違うものだと思います。
自分の好きな時間に、好きな場所でのんびりと、一切のストレスを感じることなく取り組めます。
「働かないから毎日暇だけどお金もない」という人は、是非自宅でパソコン一台でできるような何かを始めてみてはいかがでしょうか。
まとめ
ニート問題は国の課題などと言われますが、今後も絶対になくなりませんし全ての人間が皆平等に働ける社会というのはあり得ません。
自然界と同じように強者(富裕層)がいるから弱者(貧困層)がいます。
そうは言っても、働かない、あるいは働けない人間はそれでも自分の力で生きていかなければいけません。
前述したように今の時代PC一台あればお金を稼ぐことは出来ます。
アフィリエイトにしろFXにしろ必ず成功するという保証はありませんが、時間を持て余しているのであれば今日から何か始めてみましょう。