ミニチュア作家で稼ぐ副業について、普通の主婦がすべて独学の手作りで、月収20万円以上稼いだ成功事例も一緒にご紹介します。
ハンドメイドの出品はフリマアプリ「ミンネ」を利用するのがおすすめです。
手先が器用な人で副業を探している人は参考にしてみてください。
ミニチュア作家とは?ハンドメイド副業について
ミニチュア作家とは、手のひらに乗るくらい小さい家具や食品サンプルを手作りで制作するアーティストです。実用性はなく、主に「かわいい」や「おしゃれ」を目的とした観賞用として飾られます。
個人が作るハンドメイド品は唯一無二の一点物になるので、ミニチュア作家として人気が出れば安定した収益を得ることも可能です。
副業として始める場合は、小さい材料を扱った作業になるので、手先が器用であることが望ましいでしょう。
また、専門的な工具を使用することで、より本格的なミニチュア作品を制作することができます。
すべて独学!普通の主婦がミニチュア作家として月に20万円以上稼ぐ成功事例
実際にミニチュア作家として稼いでいる方の一例をご紹介します。
ある30代の主婦は、趣味で制作していたミニチュア作品をネットで出品したところ、すぐに売れたことがきっかけで本格的に副業としてミニチュア制作を始めました。
特に実務経験があるわけではなく、美大出身などでもありません。
制作するジャンルはアンティークの家具で、椅子やチェスト、ベッドなどをすべて手作業で制作します。
細部まで徹底的にこだわったクオリティに仕上げるため、制作にはかなりの時間を要するとのことで、具体的にどのくらいかかるのか以下をご覧ください。
椅子 | 半日〜1日 |
チェスト | 2日 |
ベッド | 3日〜4日 |
ミシン台 | 一週間 |
椅子のような小さいものであればその日のうちに制作できますが、サイズが大きくなったり複雑なものになると制作時間も大幅にかかります。
この方はミニチュア制作に工具やヤスリ、ネイルシートなども使い、より使用感のあるアンティーク家具に仕上げるとのことで、例えばヤスリを使うことで家具の塗装感を出すことができます。
作業自体は一日に5〜6時間行い、制作したミニチュアの種類によって販売価格は異なります。
具体的には、上の表でもっとも短い時間で制作できる椅子でおよそ16,000円です。「高い」と思われた方もいるかもしれませんが、この価格で出品して数分で売れてしまうとのこと。
一番価格が高い作品は54,000円で、それでもすぐに売れるのは時間をかけて制作したクオリティの素晴らしい一点ものだからでしょう。
仮に週5日30時間ほど作業した場合、1万円で売れるミニチュアを5点制作して販売すれば、それだけで月収はおよそ20万円になります。あるいは、一週間作業して5万円で売れるミニチュアを制作することでも月収20万円以上稼ぐことができます。
また、ミニチュア作品は仮にすぐ売れなくても、劣化することもなく場所も取らないのが魅力です。
人気ドール「ブライス」に合わせたミニチュア作品が爆発的に売れる
どんなミニチュア作品を作ればいいか迷っている人は、既存の何かに合わせたミニチュアを作ってみましょう。
例えばその一つが「ブライス」と呼ばれる世界的に人気の人形で、ブライスの世界観に合わせた家具やアイテムを制作することでファンに高い需要があります。
前述したアンティークの家具もブライスに合うので、多くのファンが購入されているとのことです。家具以外にも、洋服などブライスが身につけるようなものでもいいでしょう。
実物のブライスが手元に一体あると、よりミニチュア制作のイメージも掴めるので、ぜひ一体は用意しておくのがおすすめです。
手作りしたミニチュア作品はフリマアプリ「minne(ミンネ)」で販売しよう
制作したミニチュアはフリマアプリの「minne(ミンネ)」へ出品するのがおすすめです。
minneはハンドメイド品を売りたい人と買いたい人が集まるアプリなので、メルカリへ出品するより買い手がつきやすい可能性があります。
以下は実際にミンネで出品されているミニチュアを検索した結果です。
ミニチュアだけでも5万点近く出品されており、種類もおもちゃからアクセサリーまで様々あります。
前述したブライスに合わせた小物のように、リカちゃん人形の世界観に合ったミニチュアなども出品されています。
ミニチュアの相場は大きさやクオリティにより異なるので、出品する際は似たような商品を検索して価格を調べてみるのがいいでしょう。
日本人のミニチュア作品は特に人気?購入者の多くは海外(中国)
ミニチュア作品の購入者は意外なことに、日本だけでなく海外からも多くの人が購入します。
その理由としては、日本人の繊細でクオリティの高い作品が人気だそうで、海外だと特に中国に売れるとのことです。
日本をターゲットにした作品だけでなく、はじめから海外を意識した作品を制作してみるのもいいでしょう。
まとめ
日本人が制作するミニチュア作品は日本だけでなく世界中で人気が高く、クオリティにこだわれば一点あたり1万円や2万円の価格で売れることも珍しくありません。
もちろん簡単な作業ではありませんが、練度を重ねて作品のファンが定着してくれば、安定して収益を得ることができるでしょう。
特に世界で人気の人形「ブライス」の世界観に合わせたアンティークのミニチュアなども需要があります。
実際に、趣味で制作していたとある主婦が、誰に習うこともなく完全独学で月に20万円以上稼げるようになったケースもあります。そのクオリティは写真で見ても驚くべきものでした。
手先が器用で自宅で黙々とできるような副業を探している方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
また、ミニチュア以外のハンドメイド副業に興味がある方は、以下の記事も参考にしてみてください。