色々ある投資の中でも「金投資」は危険性の低い投資の一つです。
投資である以上もちろん多少のリスクはありますが、株やFX、不動産などに比べたらかなりリスクは低い方です。
今回は金投資の魅力について書いていきましょう。
他にはない金投資の魅力
金投資は昔からある定番の投資ですが、その価格は年々上昇しています。
以前「金を買う若い人が増えている」という記事を書いたことがあるように、金投資は年齢問わず人気があり注目度の高い投資と言えます。
そんな金や銀、プラチナの魅力を4つ挙げてみたいと思います。
価値がなくならない
過去にも書いたことがありますが紙幣の価値はなくなる可能性があります。
しかし、金・銀・プラチナの価値がゼロになることはありません。これが最大の魅力。
自国が財政破綻を起こそうが世界戦争が起きようが、相場の変動こそあれど「金が無価値になる」なんてことはありません。
金は産出量が限られているものであり(世界で約18万トン)、世の中に溢れたり意図的に増やすということもできず、国のさじ加減一つでいくらでも刷れる紙幣とは価値そのものが違うのです。
世界共通通貨
自国の紙幣は当然その国でしか使うことができませんが、貴金属はどこの国でも扱うことができます。つまり金は世界共通通貨ということ。
たまたま身に付けていた金のアクセサリーも他国では役に立ちます。
「現物資産」であり「安全資産」
金を現物資産として保有する富豪は多くいます。テレビではインゴットを所有する芸能人が出てることもありますよね。それだけ余裕のある資金を財産的価値の高い金に換えておく人がいるということ。
例えば、紙幣は燃えますが金は燃えませんし錆びることもありません。盗まれたり紛失しない限り、紙幣に比べて失うリスクも低いのです。
そのため、有事の際の「防衛資産」「安全資産」としても優れています。
世界情勢の悪化で価値が高騰する
株をやっている人はご存知だと思いますが、世界情勢に動きがあると相場は大きく変動します。そしてこのとき、円相場とは逆の値動きをするのが金です。
経済不安が高まると現物資産として価値のある金の価格は上昇。過去には大きな世界情勢の後、銀の取引量が約33倍にも跳ね上がったこともあります。
相場が逆の動きをするということは、株と金を同時に運用しておけばリスク分散にもなりますね。
金投資の危険性について
金といえど投資は投資。冒頭でも書いていますが少なからずリスクはあります。しかし、それでも他の投資に比べてその危険性は低いと私は思います。
理由としては、金の価格は過去の推移を見ても株やFXのように大きく暴落したことがありません。むしろ国内の金価格はここ20年近くずっと上がり続けています。約20年もの間価値が上がり続けているものを果たして危険な投資と言えるでしょうか。
もちろんこれからの金価格がどのように推移していくのかは誰にも判りませんが、それでも言えるのが上でも書いているように「価値は絶対に無くならない」ということです。
ただ、業者や他人の口車に乗せられて購入したり投資するのはやめましょう。金投資に限ったことではありませんが、投資に関する詐欺被害は多発しています。
あくまで自己判断で、本当に良いと思ったものを余剰資金の範囲内で行うようにしましょう。
まとめ
以上が金投資の魅力と危険性についてでした。金への投資は安全で堅実なやり方です。私も資金に余裕があれば必ず一部は金やプラチナに換えると思います。
資金に余裕がないのに金へ換えるのはおすすめしませんが、資金はあるけど何に投資しようか迷っている人は是非金投資を考えてみてはいかがでしょうか。