オーナー業とサラリーマンについて興味深い番組を拝見したので、ざっとどのようなものだったか所感含め書きたいと思います。
中には本業である会社員の収入より副業で始めたオーナー業の方が儲かっているという人もいます。
これから会社員の傍に何か副業を考えている人は是非参考にしてみてください。
副業セミナーにサラリーマンが殺到!?
都内のある副業セミナーでは、サラリーマンの応募者が非常に増えてきているそうです。
その数は全体のおよそ7割。ほとんどが会社勤めをされている方とのこと。
ある人は「会社でストレスが溜まっても、副業の収入を見て癒される」と話しており、嫌なことがあっても副業が心の支えになっているそうです。
会社の給料に不満を持つサラリーマンが多い
副業セミナーに参加者が増えている背景には、上がらない給料や会社に居続けられるか分からない不安などが挙げられます。
非正規はもちろん、正社員の基本給というのはほとんど上がりません。
世の中大半の人が中小企業に所属していると思いますが、中小レベルだと一年間勤めて上がる基本給はわずか数千円ほど。
仮に10年勤めてもたった3〜5万円程度しか上がらないということです。
人生のうちの10年なんてどれだけ貴重な時間か…
そもそも公務員以外で基本給の昇給に期待する人は少ないと思いますが、上がらない給料に疑問を感じながら働くのであれば、私は別の道を考えることをおすすめします。
「生活するために今の会社で働くしかない」と自分に言い聞かせる人生が果たして幸せでしょうか。
人気の副業「オーナー業」
業績不振の企業が多いことなどが理由で、金融機関は個人に向けての融資のハードルが低くなりました。
そのため、勤続年数がそれなりにあるサラリーマンであれば、少ない頭金でも銀行や信金から融資を受けやすくなります。
そんなサラリーマンに特に人気なのがオーナー業。
番組で紹介されていたサラリーマンは、初期費用2,000万円かかるコインランドリーのオーナーになり、費用のほとんどは銀行から融資を受けました。
気になるその稼ぎは月45万円とのことで、毎月の諸経費を差し引くと4〜5万円が利益になるようです。
ローンを完済すれば毎月約10万円の利益になるとのことなので、これは大きな副収入ではないでしょうか。
工夫ひとつで利益は大きく伸びる
個人だけではなく企業でもコインランドリー事業は活況且つ多様化してきました。
ある企業では、コインランドリーと同じ建物内にカフェを併設。
洋服を洗濯しながらゆっくりくつろげる空間を提供することでさらに客足を伸ばすことに成功しました。
他にも、月額会員制のコインランドリーや、ロッカーに衣服だけしまっておけば洗濯から乾燥、さらには畳んでおいてくれるサービスまで行っているところもあります。
このように同じオーナー業でも一つ工夫するだけで他と差別化を図り、飛躍的に利益を上げることができます。
ちなみにコインランドリーは梅雨の季節だったり、雨が長く続くと売り上げが良いそうですよ。

こんなオーナー業がある
他にどのようなオーナー業があるかご紹介したいと思います。
不動産
オーナー業といえば代表格とも言えるのが、マンションやアパートなどの不動産投資ですよね。
初めての人がいきなり一棟買いするよりかは、中古のワンルーム投資から始めるのが無難かもしれません。
不動産を購入したけどイマイチ空室が埋まらないという人は以下の記事も是非ご参考ください。
関連記事【家賃相場より高いのに満室!?】不動産投資で空室を防ぐ方法3選
コンテナ
コンテナも地味に人気のあるオーナー業です。
不動産に比べて初期費用もそれほどかからず、高い利回りにも期待できます。
関連記事【まるで大きな貯金箱!?】知る人ぞ知る不動産投資「コンテナ投資」とは
自動販売機
よく人が通る場所など、立地に恵まれた場所であればそれなりに稼げるのが自動販売機を利用した副業です。
オーナー業と少し違うかもしれませんが、以前自動販売機に関する副業記事を上げたことがあるので、是非こちらも参考になればと思います。
関連記事【散歩中でも稼げる副業】自動販売機の設置場所を探すアルバイト「S.D.S」
パーキングエリア
駐車場オーナーで稼ぐ資産家は多くいます。特に年配の方でいくつも駐車場を所有している話は聞いたことがあるのではないでしょうか。
駐車場は一つからでも副業として使うことが可能なので、自宅の駐車場が無駄に空いてしまっているという方は以下のようなサービスも検討してみましょう。
関連記事【駐車場オーナーで稼ぐ!】空いている駐車場を貸し出す副業「akippa(あきっぱ!)」
景気の良い話ばかりではない
オーナー業の良いところばかり聞くと誰でも儲かりそうなイメージがありますが、当然そんなことはありません。
買った不動産やコンテナに借り手が付かなければ収益はゼロ。
その分の赤字は自分で補填しなくてはいけません。
安易な考えでなんとなく始めるのではなく必ず計画的に始めましょう。
関連記事【投資で失敗しないために】副業の成功を高める方法5選
まとめ
社会保障に頼ることができないので、専業のサラリーマンで働くことに不安を感じる人は少なくありません。上がらない賃金やもらえないかもしれない年金など、むしろ不安要素の方が多いでしょう。
オーナー業は初期費用こそ掛かりますが、その分大きなリターンが見込める上、何より「資産を築いている」ということがとても大きな安心感を与えてくれると思います。
将来に備えてお金を貯めておく人は多くいますが、個人的には貯蓄よりも断然投資をおすすめします。
会社員としての安定した収入があるうちに、何か1つオーナーになってみてはいかがでしょうか。