教師や教員免許があれば稼ぐやすい副業「オンライン家庭教師」をご紹介します。
家庭教師のアルバイトといえば高時給・高収入ですが、実際に始める場合はどのようなメリットや注意点があるのか。
もちろん教員免許がなくても始めることはできるので、稼げる在宅ワークを探している人はぜひ参考にしてみてください。
教員または教員免許を持っていればおすすめの副業
現役の教師や元教師など、教員免許を持っていると大きく稼ぐことができる副業が「オンライン家庭教師」です。
一般的な家庭教師は生徒の自宅に訪問して授業を行いますが、オンライン家庭教師は自宅に居ながらパソコン越しに授業を行うことができます。
そのため直接生徒と接触することがないので、子を持つ親側も安心して授業を任せられるのが大きな特徴です。
教える対象は小学生・中学生・高校生・浪人生になり、中学生以下であればそれほど高い学力や学歴がなくても始めることができる可能性があります。
前述したように、特に教員免許を取得していなくても始めることは可能ですが、資格を持っていた方が採用率はかなり高くなります。
また、現役あるいは元教師であれば、生徒とのコミュニケーションにも長けているため、すぐに業務に慣れるでしょう。
どのくらい稼げるか
実際にオンライン家庭教師はどのくらい稼げるのでしょうか。
オンラインだからといって一般的な家庭教師との大きな違いはなく、ほとんどの場合1コマ単位で報酬が支払われることになります。
1コマあたりの時間や登録する塾にもよりますが、時給にしておよそ1,000〜3,000円となり、時給額は教える学年によって異なります。
例えば、小学生や中学生に教える場合の時給は1,000〜2,000円になる場合がほとんどですが、高校生や浪人生を対象にした授業になると教える内容のレベルも高くなるため、2,000円を超えることも珍しくありません。
アルバイトでも昇給システムを設けている塾もあり、昇給できるかどうかは生徒や親御さんからの評価による決定します。
また、必修科目だけではなく、資格試験の指導など専門性が高くなると、時給額も3,000円を超えるなどさらに高くなるでしょう。
オンライン家庭教師を副業にするメリット
オンライン家庭教師を副業にする上でのメリットをご紹介します。
一般的なアルバイトより時給額が圧倒的に高い
前述したように、コンビニや居酒屋、データ入力など、一般的なアルバイトの中では時給額が圧倒的に高いというのが大きなメリットで、在宅ワークという点ではトップクラスの報酬の高さです。
2〜3時間働くだけでも、コンビニなどで6時間働いた収入とそれほど大きな差がない可能性があります。
この短時間で大きく稼げるという効率の良さが何よりも家庭教師アルバイトの強みと言えるでしょう。
ある塾講師の中には、人気の家庭教師になることで、20歳そこそこと若い年齢で高級車のベンツを購入したという人もいます。
移動時間がかからない
普通の家庭教師は生徒の自宅まで訪問する必要がありますが、オンラインなのでもちろんその必要はありません。
家庭教師なのでそれほど遠くまで移動するというケースはほとんどの場合ありませんが、それでも時給の発生しない移動時間はないに越したことはありません。
学生・社会人・主婦など、在宅ワークを探している人は、まずはオンライン家庭教師を検討するのがおすすめです。
オンライン家庭教師を副業にする場合の注意点
現役の教師が行う場合に限りますが、勤めているのが公立学校で専任の教諭である場合、国家公務員法および地方公務員法により副業自体が禁止されています。
家庭教師は収入面でもこの法律に触れてしまうため、公立学校に勤める人はそもそも副業自体することができません(投資などの一部を除き)。
ただし、非常勤の教師であればこれに当てはまらないため、実際に家庭教師を副業としてしている人も多くいます。
また、公立ではなく私立学校の場合ですが、こちらは就業規則によって可能かどうかが決まるので、私立学校に勤めていて副業を考えている人は一度就業規則で禁止されていないかなど確認するようにしましょう。
オンライン家庭教師を始める方法
具体的にオンライン家庭教師を始める方法をご紹介します。
始めるためには、オンライン家庭教師を授業のコースとして行なっている塾の公式HPから応募するのがいいでしょう。
実際にオンライン家庭教師を行なっている塾には以下のようなものがあります。
- オンライン家庭教師e-Live
- オンライン家庭教師のconet
- 東大家庭教師友の会オンライン
- オンライン家庭教師 家庭ネット
- スマホ家庭教師マナボ
- まなぶてらす
- ワオ!のオンライン個別指導
- インターネット個別指導塾 CCDnet
- ネット家庭教師の究進塾
塾によっては一般募集がされていないこともあるので、いくつかチェックして自分に合ったところを選ぶのがいいでしょう。
ただし、学歴を証明するものを用意したり適正審査をいくつか受けたりと、一般的なアルバイトに比べて採用のハードルは高くなるのでご注意ください。
プログラミングの家庭教師もある
オンライン家庭教師は国語や英語、数学など、必修科目以外にも募集されることがあります。
例えば、資格取得のための指導であったり、小学校の必修科目となるプログラミングもその1つです。
特にプログラミングの分野は人材不足が激しいため、それに伴い教え手の需要も高くなる可能性があります。
プログラミングのように専門性の高い分野であれば収入もさらに高くなるので、経験がある人には魅力的な副業になるでしょう。
まとめ
ある程度の学力や経歴が求められる副業ではありますが、一般的なアルバイトに比べて非常に効率良くお金を稼ぐことができるのがオンライン家庭教師です。
公立学校の専任教諭を除く教師の人であれば、実際に生徒への指導経験があることから採用率も高くなる可能性があるので、特に非常勤で働いているような人にはおすすめの副業と言えます。
家庭教師のアルバイトは週1日からでも始めることができるので、条件に当てはまる人はぜひ検討してみましょう。