フランス蚤の市にはリモージュ磁器など数多くのアンティーク品が並びますが、上手に仕入れることができれば購入額の何倍もの値段が付くことも珍しくありません。
陶器やポスターなど、オリジナルで年代が古ければ古いほど転売で儲けることができるでしょう。
フランスのアンティーク品を転売して稼ぐ副業についてご紹介します。
パリの蚤の市は宝の山!?
フランスのパリで開かれる蚤の市には、様々な磁器や陶器が出品されます。
蚤の市(のみのいち)とは、いわゆる日本でもよくあるフリーマーケットのことです。
以下の記事でもフリーマーケットについて紹介していますが、個人がお店を出す蚤の市やフリーマーケットは、思わぬお宝が眠っていることがあります。
転売・せどりで儲けたい人には必見の仕入先となります。
リモージュ磁器(リモージュ焼)は狙い目
フランスでは「リモージュ磁器(リモージュ焼)」と呼ばれる有名な磁器が生産されていますが、このリモージュ磁器が蚤の市でも多数出品されています。
以下はリモージュ磁器についての説明です。
リモージュ磁器(リモージュじき)、リモージュ焼(リモージュやき)(Porcelaine de Limoges)は、フランスヌーヴェル=アキテーヌ地域圏のリモージュとその周辺で生産される磁器の総称。1771年を起源の年として、現在まで生産を続けている。
白色薄手の素地に釉を、その上に「落着いた上絵」を描いたものが特色とされる。素焼きに絵付けをして焼くのではなく、白い生地に絵付けしてからさらに焼き付けるという手法はリモージュでは19世紀後半から行われている。引用元:リモージュ磁器
例えば、ポットやティーカップ、食器など、様々なものに絵付けされます。実際のリモージュ磁器がこちら。
このリモージュ磁器には高い値段が付くことがあり、特に年代が古いものは希少価値があります。
購入額の7倍の値が付くことも
具体的にどのくらい儲けることができるのか。実例として以下のような値が付いたことがあります。
購入価格 | 鑑定後の価格 |
---|---|
50ユーロ(約6,500円) | 120ユーロ(約16,000円) |
25ユーロ(約3,500円) | 180ユーロ(約23,500円) |
50ユーロのリモージュ磁器は1950年代の物で、25ユーロの物は1940年代の物です。
25ユーロの物に関しては、なんと購入額のおよそ7倍の値が付いています。
古くて希少価値があると、およそこれだけの儲けを出すことも可能です。
中には純金があしらわれているものや、そもそも売主が希少なリモージュ磁器と知らずに出品しているケースもあります。
まさにお宝発掘と言えるでしょう。
蚤の市も値切り交渉がポイントになる
蚤の市で仕入れを行う際、日本のフリーマーケットもそうですが、値切り交渉が大きな要素の一つになります。
提示された金額を馬鹿正直に買ってしまうのではなく、多少がめついと思われても必ず値切りを行いましょう。転売・せどり目的であればなおさらです。
もちろん断られることもありますが、気前のいい人であれば驚くほど下げてくれることもあります。
コツは最初に大きく下げた金額を提案してから徐々に上げていくことです。
まとめ
フランスパリで行われる蚤の市はまさにお宝探しと言えるほど希少な磁器や陶器が出品されることがあります。
磁器だけではなく、例えば他には年代物のポスターなども転売で儲けることができるジャンルです。
どのジャンルでもいつ頃のものでオリジナルかどうかに注目して仕入れるようにしてみましょう。
また、海外のアンティーク品は日本でも人気なので、海外で仕入れて日本で売ってみるのもいいですね。