意外な物で稼ぐ副業はこのブログでも様々紹介していますが、今回もまさに意外といったもの「ダンボール」を使った稼ぎ方についてご紹介します。
そのままでは物を梱包するくらいしか使い道がありませんが、職人によって驚きの物へと変身します。
ダンボールに限らず普段ゴミとして捨てられる物の中には、アイデア次第でお金に変わる物があるので、ぜひ参考にしてみてください。
ダンボールはゴミじゃない!?
誰も注目しない意外な物で稼ぐ(お金に変える)といえば、このブログでも「クラゲ」や「多肉植物」、「髪の毛」など、色々ご紹介してきましたが、今回もまさかといった物。
それが「ダンボール」です。
一般的に不要なダンボールは資源ゴミとして出されたり、メルカリなどで発送するときに再利用されることがほとんどだと思います。
仮にそのまま空き缶などのように再資源化として持って行ってもkg5円程度にしかなりません。
しかし、このダンボールをある物へと変えて大きく利益を上げる人がいます。
ダンボールで財布を作る
そのアイデアというのが『ダンボール財布』。
「なんじゃそりゃ」と思われた方もいると思いますが、文字通りダンボールを素材にして財布を手作りしたもので、全て一点ものとして販売されている人がいます。
私もどのようなものか拝見したところ、見た目や開いた感じにダンボール感はありますが、財布としてのクオリティは思った以上に高く、ポケットの多い長財布など機能性や実用性も兼ね備えていました。
時間をかけて細部まで作り込まれている様子は圧倒されます。もはや職人技。
販売価格に関しては、折りたたみと長財布で異なり、長財布では一つなんと一万円する物も!
購入者の半数以上は女性とのことで、月の売り上げも40万円以上と売れ行きは良いそうですね。
ダンボール財布に需要がある理由
なぜダンボール財布にここまで需要があるのか。その理由をいくつか挙げてみましょう。
オンリーワンという価値
何よりも人気な理由が「オンリーワン」であるということ。
上でも書いたようにダンボール財布は全て一から手作りなので、同じものは二つとして存在しません。
そのため多少値が張っても買う人がいます。
外国人ウケが良い
一口にダンボールと言ってもそのデザインは様々。
例えば、果物や動物のイラストや何かしらの文言など、ダンボールのデザインをそのまま財布のデザインとして利用することができます。
上手いこと財布の表や裏にイラストがあったり、開いたときにデザインが見えるようになっていると喜ばれるようですね。
また、外国人には漢字が書かれたものが特に人気があるとのこと。
インバウンド消費を狙って、こういった独特な商品はこれからも需要がありそうです。
始めから海外をターゲットにしてネット販売してみるのも良いかもしれません。
関連記事【円安時は輸出で儲ける!】海外転売で売れる物、稼げる物
面白いものは誰かに見せたくなる
今では面白いものや珍しいものはインスタ映えなどすぐにSNSへ投稿する人がいますが、他にはない変わったアイデアであればあるほどバズ目的で購入されることがあります。
外国人に購入される理由も、もちろん自分が単純に使いたいということもあると思いますが、自国へ持ち帰って見せたい(プレゼントしたい)という目的もあるでしょう。
つい誰かへ見せたくなるようなものは儲けるチャンスです。
アイデア次第でゴミはお金になる
ダンボールに限らず、どんなゴミでもアイデア次第でお金に変わるかもしれません。
メルカリではゴミそのものを売って稼ぐ人もいるように、一度「捨てる」という固定概念を捨ててみましょう。
ダンボールが財布になるなら、トイレットペーパーの芯やサランラップにあるラップフィルムの芯も別の何かに生まれ変わる可能性があるということ。
日本は世界から見てもゴミの排出量が多い国です。
毎日宝の山が埋立場へ捨てられていると考えたら、なんだか勿体無いと思いませんか?
実際にベトナムなんかではゴミのリサイクル業が盛んで結構な稼ぎにもなるため、不要になったダンボールやペットボトル、古い携帯電話など、ゴミ欲しさに街中を走り回って買取をする人までいます。
ゴミビジネスが人々の暮らしを支えているのです。
ただ一点注意として、日本ではたとえゴミでも勝手に持ち去ったり盗む行為は条例で禁止されていることがあります。
勝手に持ち帰って問題がないか地域の条例を確認してみましょう。

まとめ
ダンボールを財布に変えて利益を出すなんてまさに天才の発想ではないでしょうか。
こういったビジネスや副業を知ると、如何に私たちの固定概念が邪魔をしているか考えさせられますよね。
ダンボールなので雨や湿気による劣化など耐久性に多少の不安はあるかもしれませんが、それでも需要は高く購入する人はいます。
手先が器用でものづくりが好きな人は、試しに不要な物で何かを作り、メルカリやミンネなどへ出品して反応を見てみるのもいいかもしれません。
