誰もが知る危険生物「クラゲ」を使ったお金の稼ぎ方をご存知でしょうか。
ある人は、近場の海でクラゲを捕獲し年間で数百万円稼ぐなんて人も!
今回は高値で売買されるクラゲビジネスについてご紹介します。
クラゲを捕獲して稼ぐ人たち
海へ行けば浅瀬でも比較的簡単に見つけることができる生き物「クラゲ」。私はありませんが刺されたことのある人もいるかもしれませんね。
そんな厄介者扱いされるクラゲですが、実はあるルートでは高額で売買される生き物なのです。
クラゲビジネスを週3回一時間程度行う人の中には、サラリーマンの平均年収並みに稼ぐ人もいます。
クラゲの販売先は「水族館」
高額で売買される場所というのが「水族館」です。
クラゲといえば水族館でも高い人気を誇る生き物。色鮮やかにライトアップされたクラゲたちは幻想的で美しいですよね。
クラゲは大型の生き物に比べて寿命が短く数も必要となるので、水族館もクラゲを仕入れるのは一苦労します。
そのため、クラゲは多くの人が思っている以上に需要があるのです。
クラゲを副業にするなら知っておきたいこと
クラゲを副業にする場合、知っておいた方がいいことをいくつか挙げてみましょう。
クラゲの飼育は難しい!
趣味でクラゲを飼っているという人はほとんどいないと思います。
その理由は、飼育が非常に難しいから。プロですら難しいと言われるほどです。
クラゲはあんなにシンプルな見た目をしていますが、実はとても繊細な生き物です。
浜辺で死んでいるクラゲを見つけたことがある人も多いと思いますが、おそらくボロボロで無残な姿をしていたのではないでしょうか。
というのも、クラゲは少しの衝撃でも体が砕けてしまいます。
体が脆い上に育てる環境も海そのものを再現させる必要があるので、水槽には海水を使い、海と同じように緩やかな波も作ります。
仮に波もないただの水槽で飼ってしまうと、クラゲは水槽の底に沈んで力尽きてしまいます。
また、飼育する人が少ない理由の一つが「寿命」です。
上でも書いていますがクラゲは寿命が短く、ほとんどが半年〜1年をもってその生涯を終えます。
餌に関してはプランクトンなのでそれほど大変ではありませんが、やはりアクアリウムの定番とも言えるメダカなどに比べて、ペットに選ばれることは少ないかもしれません。
クラゲの繁殖方法
専門用語が多いのでその辺は省きますが、簡単に書くと、苔などに卵を産み付けてそこからイソギンチャクのようなものが誕生します。
それから芽を出して離れ、徐々にクラゲへと成長する…といったイメージですね。
ちなみにクラゲはメスのみでも繁殖できる生き物です。
クラゲは捕獲するのが無難
クラゲを副業にするなら、飼育して繁殖させるより捕獲して売る方が現実的かもしれません。
日本はクラゲが多いので、海沿いであれば浅瀬や岩陰など、大抵どこでも見つけることができます。
捕獲する際はビニール袋などで海水と一緒に優しく包み込むように捕獲しましょう。前述したように荒い捕獲方法や道具だと体が砕けてしまいます。
また、勝手に捕獲するのは密漁になってしまうので、漁業組合などに確認が必要になります。
レアな種類ほど高額買取!
クラゲにも種類は色々ありますが、珍しい種類ほど高値で買取されます。
例えば、タコクラゲは約2,000円、アカクラゲに至っては一匹なんと約3,000円もします。
しかしご存知の方も多いと思いますが、アカクラゲは毒を持ちます。そのため捕獲の際には注意が必要。
もしも刺されたことでパニックを起こして溺れたり、命に関わる重大なことになっては大変なので、生態など事前に調べられることは必ず調べておきましょう。
収入は安定する?
寿命が短いので水族館ではクラゲを入れ替えるサイクルが早くなるため、毎年安定した需要があるのも魅力の一つです。
何故クラゲは人気があるのか
何故クラゲは水族館で人気があるのでしょうか。それは、「癒し効果」があるからです。
以前ご紹介した多肉植物と同じですね。

見た目の可愛さに加え、その独特なテンポを刻む動きも可愛いというのが人気の理由です。
確かに、ゆったりのんびりと水中を漂う様子は見ていて癒されますよね。見た目に派手さはありませんが水族館で人気上位の理由も頷けます。
癒しビジネスはとてもニーズがあるジャンルなので、「これは癒される!」と思ったものは副業にならないか考えてみましょう。
まとめ
海水浴では会いたくないけど水族館では会いたい生き物。そんな矛盾した生き物「クラゲ」がビジネスで大活躍します。
住んでいる環境にも左右される副業ではありますが、環境によっては近くにたくさんのお金が沈んでいると考えたら夢がありますよね。
「クラゲが売れる!」なんて最初に気付いて始めた人がいるように、普段から儲けのヒントを見逃さないようにしましょう。

