独り身の人間が増えることで需要も増えているのが「片付け屋」という仕事です。
便利屋とは違い部屋の片付けを専門とするこの仕事ですが、週に1日だけアルバイトや副業としてやる人も多いとのこと。
「整理整頓や片付けが大好き」という方はぜひチェックしてみましょう。
片付け屋とは
自分では身の回りの掃除が出来ない人のために掃除を代行するのが「片付け屋」です。
少々歩くのが困難なレベルの部屋からゴミ屋敷と呼ばれるほど酷い状態になった部屋まで、依頼があれば掃除のプロがキレイにしてくれます。
依頼料は業者によって異なりますが、片付ける量(重さ)や片付ける物でおよそ料金は決まるようですね。
以前便利屋についても記事を書いたことがありますが、こちらは内容が片付けのみに特化している分、便利屋よりは時給額が低い印象です。
それでも、時給1,000円以上は見込めるので体力仕事が得意な人にはおすすめのジャンルです。

似たものでは他に「遺品整理屋」という仕事もあります。
こちらは内容が内容なだけに抵抗がある人もいるかもしれませんが、特殊清掃員などは日給額も高くなる傾向にあります。

依頼主は意外な人?
どのような人が片付け屋を利用するのでしょうか。これが実は意外なことに、一見ゴミ屋敷とはイメージがほど遠いアイドルなど、若い女性の方で依頼が来ることが多いのだとか。
片付けられない人を特集した番組を拝見したことがありますが、そちらでは実際にアイドルの卵をされているという方が出演されていました。
部屋の様子はとにかく汚く、特に食べ物の容器やペットボトルなどがそのまま散乱した様子でした。
かなりインパクトのある状態だったので、潔癖症の人にはまず無理でしょう。
片付けられない人も本当は自分で片付けたい
片付け屋に依頼をする人は始めはやはり自分で掃除しようと思うそうです。
その証拠に、散乱したゴミの中には掃除するための道具なんかがよくあるとのこと。
副業やお小遣い稼ぎをしたい人にとって結局使わない道具や参考書を買うのは本当に無駄な出費、ましてやたかが片付け程度でお金も支払って業者に頼むなんて言語道断です。
入ってくるお金が少ない分、出ていくお金は最小限にとどめましょう。
まとめ
掃除が大好きな人にとっては天職かもしれないのが「片付け屋」です。確かに、汚い部屋をキレイにした後のビフォーアフターを見るのは気持ちが良いですよね。
また、「片付けられない」という人は今もこれからも必ず居ます。片付け屋を生業としている人は今後もおそらく仕事の依頼がなくなることはないでしょう。
片付け屋で働く以外にも「家事代行サービス」といった形の働き方もあります。主婦がゴミ屋敷で重いゴミをトラックの荷台に運ぶのは現実的ではないかもしれませんが、家事代行として片付けや掃除をするなら隙間時間で良い副業になりそうですね。
