独り身の人間が増えることで需要も増えているのが「片付け屋」という仕事です。
便利屋とは違い部屋の片付けを専門とするこの仕事ですが、週に一日だけアルバイトや副業としてやる人も多いとのこと。
「整理整頓や片付けが大好き」という方はぜひチェックしてみましょう。
片づけ屋も世の中からなくならない仕事の一つです。
片付け屋とは?具体的な仕事内容について
自分では身の回りの掃除ができない人のために掃除を代行するのが「片付け屋」です。
少々歩くのが困難なレベルの部屋からゴミ屋敷と呼ばれるほど酷い状態になった部屋まで、依頼があれば掃除のプロがキレイにしてくれます。
依頼料は業者によって異なりますが、片付ける量(重さ)や片付ける物でおよそ料金は決まります。
このブログでは過去に便利屋についても記事を書いたことがありますが、こちらは内容が片付けのみに特化している分、便利屋よりは時給額が低い印象です。
それでも、時給1,000円以上は見込めるので、体力仕事が得意な人にはおすすめのジャンルでしょう。
似たものでは他に「遺品整理屋」という仕事もあります。
こちらは内容が内容なだけに抵抗がある人もいるかもしれませんが、特殊清掃員などは日給額も高くなる傾向にあります。
片づけ屋を副業にした場合の収入例
普通のサラリーマンが週末に一日だけ片づけ屋のアルバイトをした場合、時給1,100円の8時間労働であれば月に4万円近く稼ぐことができます。
サラリーマンの一ヶ月のお小遣いが中央値でおよそ38,000円と言われているので、ほぼ同等の金額になります。
「土日は家で無駄にゴロゴロしていることが多い」なんて人は、ぜひ運動も兼ねてやってみてはいかがでしょうか。
片づけ屋を利用する依頼主にはどんな人がいる?
どのような人が片付け屋を利用するのか。これが意外なことに、一見ゴミ屋敷とはイメージがほど遠いアイドルなど、若い女性の方で依頼が来ることが多いとのこと。
中には部屋の状態がとんでもない人もいて、特に食べ物の容器やペットボトルなど、生ゴミが付着したまま散乱していることも珍しくありません。
もちろんそれほどでもない利用者もいるとは思いますが、潔癖症の人にはまずできない仕事でしょう。
片付けられない人も本当は自分で片付けたい?片づけ屋の需要が常に高い理由
片付け屋の利用者も始めは自分で掃除しようと思うそうで、その証拠に、散乱したゴミの中には掃除するための道具なんかがよくあるとのこと。
ダイエット器具を買っても結局ダイエットをせずに押入れで埃を被っているようなケースとよく似ています。
片づけられない人は共通してズボラな点があげられるでしょう。
そしてこういった人は必ず世の中に存在するので、この片づけ屋というジャンルの仕事は需要がなくなることはありません。
まとめ
掃除が好きな人にとっては天職かもしれないのが「片付け屋」です。お金のためだけでなく、汚い部屋をキレイにした後のビフォーアフターを見るのは気持ちが良いでしょう。
また、世の中から片付けられない人間がいなくなることは絶対にないので、片付け屋という仕事自体がなくなることはありません。常に高い需要に期待できます。
そのため週末の副業やアルバイトはもちろん、資金があれば起業してみるのもおすすめです。
片付け屋で働く以外にも「家事代行サービス」といった形の働き方もあります。主婦がゴミ屋敷で重いゴミをトラックの荷台に運ぶのは現実的ではないかもしれませんが、家事代行として片付けや掃除をするなら隙間時間で良い副業になるでしょう。
起業一年目から依頼が殺到したとの報告も。