土日祝日や平日の夕方〜夜など、平日の日中以外の時間帯で週1日から軽く副業がしたい人におすすめなのが「審判副業」です。
サッカー・野球・バレーボール・テニス・バスケットボール・ラグビーなど、スポーツの審判は数多くあり、中には社会人が行う草野球の審判などもあります。
この副業の特徴はあくまで「経験者である」ことが求められるので、スポーツの経験がまったくない人はできません。
審判副業でどれだけ稼ぐことができるのか、その収入や具体的な始め方についてご紹介します。
審判に興味がある人必見です。
仕事後は審判員!審判副業の内容とは
ある会社員の例では、17時に会社を退社した後、2〜3時間程度の時間を使ってフットサルの審判員をしているという人がいます。
審判副業の具体的な内容は試合のジャッジはもちろんのこと、グラウンドの整備やライン引きなども行います。
また、募集されるのは経験者になるので、場合によっては相手が子供であれば指導を行う可能性もあります。内容は審判を行うスポーツの種類によっても変わってくるでしょう。
この副業のギャラは基本的に手渡しが多く、その日のうちに収入が手に入ることも珍しくありません。「すぐにお金が必要!」なんて人には大きなメリットですね。
審判副業は資格があれば時給もアップ!
副業で審判員を始めるには、場合によって関東審判クラブに登録したり資格を取得する必要があります。
たとえばフットサルの場合、日本サッカー協会が主催する大会で審判を行うためには資格が必須です。
資格は研修をクリアすれば誰でも取得することが可能で、その等級によって難易度や取得者の数も変わってきます。
フットサルの資格になると1〜4級まであり、一般の取得者の数はおよそ20,000人です。
その中でもフットサル1級の取得者はわずか60名ほどしかいない狭き門で、仮に1級を取得すれば時給も大きく上げることができるでしょう。
資格があるかないかでも仕事のもらいやすさは変わるので、まずは研修を受けてみるのがおすすめです。
審判員の収入は?どれくらい稼げるのか
審判の副業はどのくらい稼げるのか。
実際に土日のどちらかだけを使って社会人が集まる草野球の審判員をしている人は、毎回2時間だけ審判を行い、およそ7,000円の報酬があるとのことです。
ただし、この人の場合は手数料や交通費は出ないので、実質の手取りとしてはおよそ6,000円になります。
それでも時給にして3,000円は破格の報酬ではないでしょうか。
土日両方出れば月収はおよそ50,000円にもなり、副業としてはかなり美味しい金額です。
また、以下でご紹介する審判を募集しているサイト「スポーツマネジメント」では、有資格者と無資格者で日給額が500円も異なります。
副業を続けていく上で500円の差は大きいので、できる限り早めに資格を取得しておくのがいいでしょう。
サイトから登録して審判副業を始める
審判員の副業を始めるためには、まずは専門のサイトへ登録して依頼を受けましょう。
たとえばサッカーやフットサルの審判であれば「スポーツマネジメント」などがあります。募集を見ると審判だけではなく本部の運営スタッフも募集しているようですね。
ほぼ丸一日使う必要がありますが、スポーツマネジメントであれば交通費が支給される点や資格の取得支援までしてくれる点がメリットです。
スポーツマネジメント以外では、サッカー審判派遣サイト「J-DREAM」もあります。
こちらもサッカー審判員の募集になりますが、特徴としては関東地域以外の審判員を積極的に募集している点です。
また、資格があれば高校生以上でも始めることが可能で、登録料や年会費などもないので赤字になることもありません。気になる場合はぜひ一度チェックしてみましょう。
まとめ
副業の中ではなかなか耳慣れない副業の審判員ですが、その報酬は思っていた以上に高く、経験者にとってはかなり美味しい副業の1つです。
時間にしても1試合だけであれば拘束時間は短く、前述したように2時間で7,000円の収入はとても大きいものです。好きなスポーツであればその2時間もあっという間に過ぎてしまう時間でしょう。
「経験」「資格」「登録」といったような必要なものが多い副業なので気軽に始めるのは難しいですが、それほど認知度が高くないのでFXやアフィリエイトのようにライバルが多くなる可能性は低いと言えます。
また、審判員でも比較的体を動かすので、運動しながらできる副業を探している人にとっては魅力的ではないでしょうか。
変わった副業なら審判はおすすめです。