女性だけが務めることができる仕事「巫女さん」についてご紹介します。
神社にお参りへ行った際に巫女さんとして働いている人を見たことがある人も多いと思いますが、普通の人が巫女さんのアルバイトを始めることはできるのか。
また、実際にどのくらいの収入があって仕事内容はどんなことをするのかなど、気になる点をまとめたいと思います。
誰でもなれる?巫女さんアルバイト
年末年始に神社へ初詣しに行くと、大きな神社であれば何人かの巫女さんが業務にあたっているのを見ることがあります。
一見すると神社に直接関係しているような特別な人が行っているのかな?とも思いますが、実はそうではなく、近所に住むごく普通の学生などが従事しているのがほとんどです。
特別なスキルや知識は必要なく、巫女さんのアルバイトは女性であれば基本的に誰でも始めることはできますが、未婚の女性しか従事することはできません。
また、当たり前ですが染髪していたりピアスなどの派手なアクセサリー類の着用も禁止となるのでご注意ください。
巫女さんの求人を見つける方法
では実際に巫女さんのアルバイトを始めるにはどうすればいいのか。
実は巫女さんの求人は公に募集されていることが少なく、見つけること自体が狭き門となっています。
そのため、募集されているかどうかは自分から神社に問い合わせて確認する必要があります。電話で聞いてみるか、あるいは公式ホームページから募集されているか確認してみましょう。
ただし神社によっては高校生不可であったり採用基準も異なるのでご注意ください。
募集される神社が少ないことや日程が限定的である点、さらには採用される人数にも制限があることから競争率は一般的なアルバイトに比べて高くなるでしょう。
巫女さんの仕事内容
巫女さんの具体的な仕事内容は、主に参拝者の案内やお守りなどの販売、おみくじの授与になります。仕事内容は神社により多少異なりますが、未経験者の場合は丁寧な研修を受けた上で働くことになるでしょう。
女性が行う仕事なので力仕事はほとんどなく、いわゆる接客のような業務がメインになります。
巫女さんといえばトレードマークでもある特徴的な袴を着用しますが、袴は貸与されたものを着用し、着方も教えてもらうことができます。自分で新しく用意するようなことはありません。
ただし、貸与されるということは最終的に返却することになるので、極端に汚したりしないよう注意しましょう。
大晦日と3が日だけでどれくらい稼げるか
巫女さんの募集が最も多くなるのは言わずもがな年末年始です。大晦日と3が日は特に大忙しとなるでしょう。
巫女さんの日給額は神社にもよりますがおよそ1万円前後となり、仮にこの4日間全て出勤した場合はおよそ4万円稼ぐことができます。
場合によっては深夜帯の勤務もあるので、その場合はもう少し報酬額も高くなります。
年末年始の予定がなければ学生が冬休みの短期バイトとしてやってみるのもいいでしょう。
まとめ
年末年始限定の働く形でご紹介しましたが、もちろん年間を通して働く人もいます。
また、巫女さんの仕事は給与だけでなく、神社に務める上でのマナーや所作など、他の仕事では学べないことを経験できるのもメリットと言えます。
探す場合はまずはネットから「巫女 アルバイト」や「巫女 求人」で検索をかけて、見つからない場合は希望したい神社の公式ホームページから問い合わせてみるのがいいでしょう。