散歩しながら道路標識を撮影したり、膨大なデータを入力して稼ぐアルバイトなど、AIの学習データを活用したお金稼ぎをご紹介します。
AIと聞くとプログラマーやエンジニアだけであまり人の手はかかっていないように思いがちですが、AI事業を支えるためにはAIを学習させるための大量のデータが必要となり、それに伴って様々な求人が募集されることがあります。
副業として始めた主婦も子供の習い事費用を余裕で稼ぐなど、誰でもできるAIに関する副業をご紹介します。
急成長するAI分野はマンパワーが必要?
様々な分野で取り入れられ始めているAIですが、AIに関わる何もエンジニアやプログラマーだけではありません。
AIには答えを導き出すために膨大な「学習データ」が必要となります。
AIも人間と同じで、過去の経験や知識がなければ成長することができず、AIの知能を育てるためには人の力で学習データを集めてインプットさせていかなければいけません。
それら学習データに関わる作業はエンジニアだけが行うのではなく、いわゆる単純作業にあたるため一般的な求人として募集されることがあるのです。
散歩でお金稼ぎ!学習データ収集アルバイトで子供の習い事費用などを稼ぐ主婦
ある主婦の例をご紹介します。
主婦が副業にしているのは「道路標識の写真集め」で、普段散歩をしながら街中で見つけた道路標識をスマホで撮影していきます。
写真は一つの道路標識に対して角度を変えながら数枚撮り、その撮影された道路標識がAIの学習データとして使われます。
自動車の自動運転はAIが行いますが、そのために道路標識のデータを学習させ自動運転に役立てます。
道路標識は日本のものだけではなく、世界中の道路標識もデータとして収集しているとのこと。
主婦の方は正確な収入額こそ公開しなかったものの、この副業で子供二人の習い事費用や通信教育費用を余裕で支払うことができているそうです。
おそらく月に10〜20万円ほどの収入になっているのではないでしょうか。
AI関連で副業を探すならデータ入力がおすすめ
前述した道路標識を撮影するだけのアルバイトはかなりレアケースと言っていいでしょう。
一般的に募集されることはおそらくほとんどなく、上記の例も紹介などから仕事を得た可能性があります。
そもそもの募集自体が少ないと狭き門になっていますが、AI関連の分野でアルバイトや副業を探すなら、おすすめなのが「データ入力」です。
AIに学習させるためのデータは手動で登録していく作業が発生するため、それに伴って数十名のキーパンチャー(データ入力要員)が募集されることがあります。
具体的には「ai 学習データ アルバイト」などで検索をかけると、実際に時給2,000円と高時給で一度に60人のキーパンチャーを募集している求人が見つかりました。
多少の英語力が必要とされるケースもありますが、黙々と一人で事務作業を行うのが好きな人には向いているでしょう。
データ入力に関しては以下の記事もぜひ参考にしてみてください。
今後もAI分野での求人は増えていくか
AIは自動車以外にも翻訳や家電、コミュニケーションロボットなど、多くの分野で使われていきます。
中には競馬の予想も行うAIもあり、その回収率はプロの予想士に匹敵するなど、もはや人を超える分野もあります。
今後注目度が高い分野として、仕事や副業で利用できる幅は広がっていくことでしょう。
まとめ
AIが発展していくことで、それに必要となる「学習データ」に関するアルバイトや副業が募集されることがあります。
レアな学習データを収集するアルバイトを見つけるのは簡単ではありませんが、タッチタイピングさえ問題なくできれば、誰でも高時給のデータ入力求人を見つけることができると思います。
「AI学習データセット作成スタッフ」という名前で募集されていることもあるので、気になる方はチェックしてみましょう。