コンカフェは稼げない?きついだけで時給は嘘?ガールズバーとの違いも解説

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コンカフェは稼げない?きついだけで時給は嘘?ガールズバーとの違いも解説 変わった仕事・アルバイト

コンカフェは稼げないのか、きついだけで時給は嘘と言われることやガールズバーとの違いについても解説します。

2,000円以上の高時給で求人が出されることも多く、若い女性の間では人気のアルバイト先の一つです。

メイド服や制服、アニメキャラの衣装を着て接客をするコンカフェについて、興味があって働いてみたい人は参考にしてみてください。

マネにゃん
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18歳以上であれば基本的に誰でも働くことができます。

コンカフェとは?ガールズバーとの違い

コンカフェはアニメやゲーム、メイド服や変わった制服などを組み合わせたお店のことで、『コンセプトカフェ』の略称です。

特定のコンセプトをテーマにしている点以外ではお酒を提供しているのも一般的なカフェとの大きな違いで、営業時間も夜遅くまで営業しているお店もあります。

コンセプトカフェで代表的なものといえば秋葉原でもおなじみのメイドカフェで、あれらも「メイド」をテーマにしたコンカフェの一種です。

一方、コンカフェとよく比較されるものに『ガールズバー』がありますが、ガールズバーとの大きな違いは接客スタイルや雰囲気で、コンカフェでは可愛らしい衣装を着たスタッフがお客さんと会話を楽しむコミュニケーションが求められます。

ガールズバーの多くは特にコンセプトなどはなく、大人の雰囲気で親しげにおしゃべりをするスタイルです。

メイドカフェと比較してもわかりやすいですが、メイドカフェでは店員さんとゲームやチェキの撮影会なども楽しむことができますが、ガールズバーでそのようなシステムは基本的にありません。

また、コンカフェの求人は18歳〜30歳前後までと比較的年齢制限のあるお店が多くなりますが、ガールズバーでは18歳以上であれば特に年齢制限を設けていない点も大きな違いと言えるでしょう。

男性の場合は『メンズコンカフェ』

コンカフェと聞くと女性が働いている印象を抱く人も多いと思いますが、男性がキャスト(店員)を務める『メンズコンカフェ(メンコン)』もあります。

男性と女性でそこまで大きな違いはなく、メンズコンカフェの場合も特定のコンセプトをテーマにして男性キャストが接客を行います。

たとえば代表的なものをあげると『執事喫茶』があり、執事喫茶もメイドカフェと同じくらい昔からよくあるコンカフェの一種です。

執事となった男性が女性客を「お嬢様」と呼んだり、普通の喫茶店では味わえない一風変わった雰囲気を楽しむことができます。

コンカフェの仕事内容

コンカフェは稼げない?きついだけで時給は嘘?ガールズバーとの違いも解説

コンカフェの仕事内容はお客さんと楽しく会話することがメインです。メイド服やキャラクターのコスプレをして接客を行い、お客さんにドリンクやフードを提供します。

メニューの中にはフードやドリンク以外にゲームもあり、お客さんと一緒に遊ぶこともあります。

調理や配膳、清掃やレジ業務は一般的な喫茶店と変わりませんが、コンカフェはお客さんとのコミュニケーションを積極的に取るのがもっとも大きな違いになるでしょう。

お客さんのほとんどはただフードやドリンクのためにお店に来るわけではなく、一番の目的は可愛く着飾ったキャストとのコミュニケーションを楽しむためです。

そのためコンカフェの採用で求められるのはコミュニケーション能力であり、人付き合いが苦手で性格の暗い人が採用されることはまずありません。

容姿の良し悪しも多少採用には影響されますが、それ以上に求められるのがお客さんと楽しく会話ができるかどうかです。アニメのコンカフェだからと言ってアニメの知識が必要になるわけではなく、おしゃべりが好きな人であれば向いている仕事と言えるでしょう。

また、tiktokなどのSNSを利用した配信で宣伝・集客を図ったり、投げ銭で利益を稼ぐお店もあります。

コンカフェは稼げない?ただきついだけの仕事?

一部でコンカフェは「稼げない」と言われることがありますが、実際のところはどうなのか。コンカフェの時給は2,000円や3,000円と高時給の求人も多く、時給だけ見れば一般的なアルバイトやパートに比べて稼げるように見えます。

しかしながら、その実情はそんな甘いものではありません。

たとえばSNS上でもコンカフェ嬢がその収入面について投稿していることがあるので、参考までに一部ご紹介いたします。


こちらの人は交通費込みに加えて6時間勤務で6200円ということは、時給にして1,000円を下回っています。

ドリンクを入れてもらえないと稼げないと言われているように、歩合による部分で給料が大きく変動するのがわかります。

他にも、昼職と時給は変わらないとの声もあります。


コンカフェで稼げる人は自分に心酔してくれているファンがいる場合で、そういう人がドリンクなどをたくさん注文してくれるため一般的なアルバイトやパートより大きく稼ぐことができます。

ただコンカフェで働いたからといって稼げるわけではないそうですね。

さらに調べてみると、以下のようなケースもありました。


時給云々どころか給料そのものが支払われていないとのことです。

給料の未払いは違法であり、雇用主による意図的な未払いは犯罪になります。コンカフェのような形態だと運営が怪しい場合もあるので、面接の段階で不安を感じたり話が違ったら注意しましょう。

仕事内容に関しても前述したようにお客さんとのコミュニケーションがメインとなるので、肉体的にも精神的にも疲労が溜まり、中には病んでしまう人も珍しくありません。

求人を探すと時給4,000円以上なんて記載しているものもありますが、これは一部の特殊なケースの時給額を記載しているだけであり、新人は最低時給からスタートして辞めるまで使い捨てにされることもあります。

また、「容姿が優れていると稼げる」なんて声もありましたが、アイドルや芸能人クラスで容姿が優れていればわざわざ対面でリスクのあるコンカフェを選ぶ必要もないでしょう。

経営陣だけが美味しい思いをしているケースがある

日本のアニメ文化が世界に浸透することで多くのコンカフェが乱立するようになりましたが、高い時給額にキラキラした空間で働けるイメージを持つ人も多いでしょう。

しかし前述したように求人票の時給が嘘であったり、結局美味しい思いをしているのは経営者だけといったことがあります。


もちろんキャストを大切にしてまじめに経営されているお店もあると思いますが、雇われる側は常に立場が弱いため、それを利用してやりたい放題している経営者がいるのも事実です。

単純に時給が高いから応募するのではなく、元従業員の口コミをしっかり調べるなど、お店選びは慎重に行いましょう。

コンカフェ求人を探す際の注意点

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コンカフェの求人を探す際には、いくつかの注意点があります。

上でも言いましたが、ただ時給が高いからといって応募するのは危ない考えです。安易に応募すると詐欺や違法な労働環境に巻き込まれることもあるため、信頼できる求人サイトやエージェントを利用しましょう。

SNSが普及してからは会社名や店舗名で調べるとさまざまな口コミが投稿されていることがあります。「◯◯で働くのは危険!時給は嘘しか書いていません!」など働いたことがある人しかわからないことも投稿しているので、必ず調べることをおすすめします。

また、一度そのお店にお客さんとして行ってみるのも一つの方法です。実際に行ってみるとどんなことがわかるか以下にあげてみましょう。

  • お店の雰囲気
  • 客層
  • キャストは楽しそうに働いているか

客層は一度お店に行ったくらいではわかりにくいとは思いますが、何よりキャストがどのように働いていて楽しそうかどうかは重要です。

仕事について聞けそうであれば、どのくらい長く働いているかなど参考になりそうな質問をしてみるのもいいですね。

実際にお店を見て働いてみたいと思えたら、まずは体験入店してみるのがいいでしょう。

まとめ

コンカフェは稼げないのか、きついだけで時給は嘘と言われることやガールズバーとの違いについても解説しましたが、一見高時給で魅力的には見えるものの、実際は最低賃金で働いているコンカフェ嬢も少なくありません。

求人票では一部の例として高い時給を謳っているケースが多いため「時給は嘘」と言われることがあります。

コンカフェで稼ぐ人は太客がついてお金をたくさん落としてもらえたり、人気のキャストに限った場合がほとんどです。

急激にコンカフェが増えたことで悪質なお店も目立つようになりましたが、コスプレやアニメが好きな人、同じ趣味のお客さんとコミュニケーションを取るのが好きな人にとってはやりがいのある仕事と言えるでしょう。

マネにゃん
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高い時給だけを見て応募するのは危険なのでやめましょう。