今後需要が拡大していく言われる「訪問美容サービス」。
一般的な美容サロンで働くのとは違い時間に融通が利くため、副業として始める人もいます。
今回は美容師免許を活かした副業「訪問美容サービス」について書きたいと思います。
需要拡大!?訪問美容サービスとは
訪問美容サービスとは、病気などで美容院へ行くことが難しい人のために、自宅へ出張してカットやトリートメントなどを行うサービスです。
これまで大きく話題になったことがありませんでしたが、なぜ今話題になっているのでしょうか。
それは、規制が緩和されたことが主な要因と言えます。
病気を持った人だけではなく、介護を受けているお年寄りや忙しい主婦など、自宅から離れることが難しい人がサービスを受けられるようになりました。
掛かる費用や時間も美容院へ行くのと大して変わらず、決して利用するハードルが高いサービスではありません。気になる出張料もなんと無料です。
働きたくても働けない美容師は多い
美容師免許を持った人は約125万人いますが、そのうちの約75万人が美容師として働いていないとされています。
半分以上が資格だけ持っているということですね。
美容業界は離職率が高いと言われますが、中には余儀無くして美容師を辞めたという人がいたり、働きたくても働けない美容師も多いとのこと。
そういった人が空いた時間で訪問美容サービスを始めています。
気軽に美容院へ行けない子育て主婦も
美容院へ行きたいけど家事や育児に追われて行く時間がないという主婦は多いと思います。
家事も育児も休みはありません。
平日でも休日でも関係なく、特に子供が小さいうちはなかなか自分の時間を作るのは難しいでしょう。
そのため、この訪問美容サービスを利用する人が増え始めています。
自宅に居ながらプロのサービスが受けられるのは魅力的ですよね。
訪問美容サービスの給料はどのくらい?
気になる訪問美容サービスの給料ですが、どこか会社に所属して働く場合、ある企業では「時給1,100円以上」とのことでした。
スキルなどにもよりますが1,100〜1,600円と高額なため、一般的なアルバイトより良い副収入になりそうです。
土日など休みの日にやってみるだけでもそれなりに稼げるかもしれませんね。
美容師免許を持っていて副業を探している人は参考にされてみてはいかがでしょうか。
訪問美容を始めるには
実際に始める場合、どのような方法があるか挙げてみたいと思います。
訪問美容サービス専門の企業で働く
訪問美容サービスを行う企業で働いてみましょう。
地方で探すのは少し難しいかもしれませんが、関東など都心であれば簡単に求人を見つけることができます。
「訪問美容サービス 求人」などで探してみましょう。
美容の専門学校に通う人も
訪問美容を副業としてやってみたい人が美容関連の専門学校に通い始めるケースもあるそうです。
副業のために資格を取るのは大変かもしれませんが、他の副業(アフィリエイトなど)もある程度の勉強は必要です。
その点、資格としても残るのは大きなメリットではないでしょうか。
会社を立ち上げる
そこまでライバルがいない点や、今後の需要拡大(高齢者の増加)を見据えると、訪問美容サービスを主軸とした会社を立ち上げるのも一つの方法です。
人手が確保できそうであれば「起業」も視野に入れてみましょう。
まとめ
普通に美容サロンで働くのと比べて収入面は劣りますが、時間の融通が利くのはとても大きい点ですよね。
またこのようなサービスに限らず、今後需要が増える業界は様々あります。
例えば少子高齢化が進むことでどのような分野で悩みを抱える人が増えるのか、そういったことを意識することで稼げる隙間産業を見つけることができるかもしれません。