夫婦のお小遣い制が「おかしい」「ありえない」と言われることについて、なぜ離婚率が高まるのか解説します。
結婚後は妻が家庭の財布を握り、夫は月3万円や4万円でやりくりするケースが多いと言われますが、夫婦関係を破綻させてしまう可能性があります。
結婚を考えている相手とお金についてどのようなルールにするか悩んでいる人は参考にしてみてください。
日本では多くの家庭がお小遣い制にしています。
夫婦でお小遣い制にしている家庭の割合
結婚後に夫のお金をお小遣い制にしている家庭がどれくらい存在するかご存知でしょうか。
実際の統計によると、日本では約40%の夫婦がお小遣い制を採用していると言われています。
これはほとんどの場合、妻が家計を管理し、夫があらかじめ決められた金額を渡される形式です。
お小遣いの平均額
夫婦のお小遣い制は夫と妻でそれぞれどのくらいが平均なのか、以下にデータをご紹介します。
お小遣い平均額は32,682円、夫婦別で見ると夫は34,503円、妻は28,820円でした。
夫のほうが若干多い34,503円で、妻は28,820円であることがわかりました。
贅沢こそできませんが、普通にお昼ご飯で1,000円使ったり、月に2〜3回飲みに行くことができる金額ではないでしょうか。
お小遣い制で夫婦関係が悪くなる?離婚率が高まる理由
お小遣い制を採用すると夫婦関係が悪くなり、さらには離婚率が高まると言われることがあります。
その理由としてあるのが、お小遣い制は一方がもう一方に依存する形になるということです。
経済的に弱い立場に置かれることが多い夫は、自分のお金を制限されることでストレスや不満を感じ、会社の同僚に独身者やお金を自由に使える妻帯者がいると、自分の縛られた状況と比較してしまい「周りはいつも飲みに行っていて羨ましい…」なんて思い始めます。
お小遣い制により自由な経済活動が制限され、個々のニーズや欲求を満たすことが難しくなり、独身時代に遊んでいた人ほど耐えられなくなるでしょう。
もちろん中には夫も快く承諾してお小遣い制にしている家庭もあると思いますが、夫婦間での意思疎通や信頼関係が不十分なままお小遣い制にしてしまうと、一方が不満や欲求を満たせない状況が続き、夫婦の絆が弱まって離婚の一因になってしまいます。
また、制限されるのは何も夫だけではなく、家事や子育てで自由がなくなるのは妻も同じです。そのため夫が不満を漏らせば妻も不満をぶつけ、結果的に関係は修復できないくらい壊れてしまう可能性があります。
夫婦関係でもっともケンカの原因になるのは浮気とお金の2つです。
夫婦がお小遣い制にする3つの理由
そもそもなぜ夫婦でお小遣い制にするのか、これについては大きくあげて3つの理由があります。
実際にお小遣い制にしている家庭では当てはまるものがあるのではないでしょうか。
経済的に困窮している
単純に経済的理由で生活が苦しいためお小遣い制にしている家庭があります。
たとえば世帯収入が月20万円で毎月ギリギリの生活だった場合、夫のお小遣いが1万円や2万円になることも珍しくありません。
収入が増えればお小遣いの金額も増えると思いますが、これはある意味仕方がない場合のお小遣い制と言えるでしょう。
目標があって節約している
経済的に苦しいわけではないものの、子供の将来のための貯金であったり、新居を購入するための貯金であったり、何かしら目標があってお小遣い制にしている家庭もあります。
夫には毎月最低限の昼食代や嗜好品代を渡し、夫も目標のためなので少ない金額でやりくりします。
支出の中でもっとも節約の対象となる項目の一つが夫のお小遣いになるでしょう。
夫の浮気対策
珍しいケースですが、中には夫の浮気を危惧してあえてお小遣い制にしている家庭もあります。
毎月の使えるお金が少なければ気軽に遊びに行くのは難しくなり、仮に同僚や友人からキャバクラやガールズバーに誘われてもお金がないため断るしかありません。
「お金がなければ浮気しない」というのは安易な考えではありますが、実際にお小遣い制にしている家庭の中には浮気対策も兼ねている妻はいるのではないでしょうか。
夫婦間のお金のルールはどうすればいいのか
夫婦間のお金のルールを決める際には、相互の希望や考えを尊重し、バランスの取れた形を探ることが大切です。
夫婦間のお金のルールを決める際に考慮すべきポイントをご紹介しましょう。
経済状況をお互いにしっかり把握する
まず、双方が理解しやすく明確なルールを作ることが重要なので、収入や支出の目安、貯金の割合など、具体的な数字として知っておきましょう。そうすることでお金の使い方についての揉め事を予防することができます。
お互いがしっかり経済状況を把握した上で、前述したように大きな支出や貯金の目標設定など、夫婦で協力し合って決めることで納得することができるでしょう。
最低限の趣味は奪わない
お金に関するトラブルを防ぐためには、最低限の趣味を奪わないことも重要です。
お互いが個々のニーズや趣味にある程度のお金を使うことができる環境を作ることで、ストレスを軽減し、結婚生活を円満に保つことができます。
何よりお互いの意見を尊重しながらバランスを取ることが大切なので、頭ごなしに「それは必要ない」など否定しないよう気をつけましょう。
お小遣い制に不満があるなら副業で収入を増やすのも一つの方法
経済的に節約しないとやっていけないためにお小遣い制にしているのであれば、積極的に副業の一つでも始めましょう。
上がらない本業の給料に期待するのではなく、5分でも10分でも空いた時間で副業を始めて、効率良く収入を上げることをおすすめします。
給料は年間でも2,000円や3,000円程度しか上がらないことがざらですが、副業を一年間頑張ればその十倍は稼げます。
副業の時間は夫が通勤時間中や帰宅してから1時間だけ充てたり、妻が家事や子育ての合間にコツコツ取り込んだり、二人で協力して行うのもいいでしょう。
そこそこの時間が確保できるのであればブログでアフィリエイトをするのもいいですし、短い時間であれば完全無料で始められるポイ活もおすすめです。しっかり取り組めば月に3万円稼げることもあります。
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前述した夫婦の平均お小遣い額くらいなら副業で捻出することは難しくないので、「お小遣い制が辛い…」なんて不満がある人は今日にでも副業を始めてみましょう。
まとめ
夫婦のお小遣い制が「おかしい」「ありえない」と言われることについて、なぜ離婚率が高まるのか解説しましたが、お金の問題は浮気と同じくらいケンカやトラブルになりやすい大きなことです。
夫も妻も毎月限られたお金でやりくりしなければいけないと必然的にストレスが溜まり、それが何年も続くと軋轢が生まれて離婚に至ってしまうケースは少なくありません。
お小遣い制でも夫婦仲を悪くさせないためには、お互いに共有できる大きな目標を立てたり、ある程度の趣味は許容したり、たまには一緒に贅沢して息抜きをするなどいくつか方法はあります。
ただし節約に力を入れるよりかは、副業を始めてそもそもの収入を増やすのが一番の解決になるでしょう。
初期費用がかからない副業はいくらでもあります。