稼げない人の思考・共通点を9つご紹介します。
言い訳や性格など特徴を解説するので、どれだけ働いても稼げない人やお金が貯まらない人は参考にしてみてください。
当てはまる項目が多いと貧困から抜け出すことはできません。
稼げない人によく見られるものばかりです。
いつまで経っても稼げないのはなぜ?ワーキングプアの実態
「こんなに働いているのに稼げない…」「周りの人は貯金があるのに自分はまったくない…」など、自分だけが稼げないと思っている人は多いのではないでしょうか。
働いているのに稼げない人のことをワーキングプアとも言いますが、その定義は年収が200万円に届かない人のことを指します。
ワーキングプアの割合については以下のとおりです。
年間収入別で見ると、2018年に200万円未満だった人数は、正規・非正規合わせて1,873万人で、総数5,660万人中約33%もの人が、数字上で見るとワーキングプア層と考えられます。また、非正規従業員のうち年間収入が200万円未満の割合は、男性が24.1%、女性は75.9%となっていました。
こちらは2018年のデータではありますが、ワーキングプアの状態に陥っている人は何年経っても多いのが現状です。まったく改善されていません。
働いている3人のうちの1人がワーキングプアということになりますが、さらに男女別で見ると圧倒的に女性に多いことがわかります。
シングルマザーで子育てをしながらパートで働く人も多く、年収200万円では毎日食べていくのがギリギリの状態と言えるでしょう。
シングルマザーのような家庭状況だと稼げない場合も仕方ありませんが、そうではないのに稼げない人は一体どこに原因があるのか、特徴や共通点をまとめました。
稼げない人の思考・共通点9選
稼げない人の思考・共通点を9つご紹介します。
常にお金がない人はどれくらい当てはまるかチェックしてみましょう。
稼げないと思い込んでいる
稼げない人の多くは「自分は絶対にお金持ちにはなれない」「もう一生お金がない人生だと思って諦めている」なんて思考をしています。
こういう思考の人が稼げるようになることはまずありません。
これは稼げるか稼げないかに限った話ではなく、スポーツの世界でも「勝てない」と思っている人が勝負に負けるのと同じなので、すでに自分自身で諦めている場合は思考を変えていく必要があるでしょう。
稼ぐ人は稼げるようになるまで諦めず、どれだけ失敗してもトライアンドエラーを繰り返して着実に成功へ近づいていきます。
このように稼げる人と稼げない人にはそもそもの思考に大きな違いがあります。
美味しい話があると思っている
世の中には美味しい話があると思っている人も稼げないタイプの人間です。
「楽に儲ける方法はきっとある」「何もしなくても毎月お金が欲しい」など、苦労することなくお金が手に入らないかばかり考えています。
詐欺に騙された経験がある人や騙されそうになった経験がある人にこのタイプが多く、たとえば「誰でも毎月安定して20万円の収入を可能にする最強のメソッド!」といったような高い情報商材に心が揺らぐ人は危険です。
こういう思考の人は稼ぐどころか一生搾取され続ける人生になってしまうでしょう。
稼げない働き方をしている
ただひたすらに稼げない働き方をしているのも共通点の一つです。
毎日単純作業のアルバイトをしていたり、昇給や昇格、スキルや知識がほとんど得られないような仕事を続けていては将来的に稼ぐのは難しくなります。
「何も得られない仕事だけど毎月2万円ずつ貯金してる」なんて状況を何年も続けるのではなく、職を変えられないのであれば貯蓄に回せるお金は投資や資格取得のスキルアップに使うなど、状況を変えていくための思考に転換していきましょう。
あるいは転職活動も視野に入れて行動することで、現状の待遇よりはるかにいい職へ変えることができる可能性もあります。
安い給料で疲弊するだけの生活は変えなければいけません。
今が楽しければいいと思っている
若い人にありがちな「今が楽しければいい!」というのも稼げない思考です。
人生で一番楽しい若い時期を謳歌できればいいと考えるのはわからなくもありませんが、結局そういう人でも年齢を重ねれば「ちゃんとお金のこと考えていればよかった…」と後悔します。
貧しい老後になって「いや!若い時楽しかったら今が苦しくてもいい!」と思う人はいません。人間は都合がいい生き物なので間違いなく後悔すると言っていいでしょう。
若い時期を楽しむのも大事ですが、だからと言ってライフプランを考えなくていいわけがありません。むしろ失敗しても修正が利く早いうちからしっかり考えていきましょう。
ギャンブルにハマっている
パチンコ・スロット・競馬・競艇・オンラインカジノなど、ギャンブルに興じている人も稼げない人です。
ギャンブルが身を滅ぼすものだと自覚している人は多いと思いますが、それでもやめることができない人もいるのではないでしょうか。
ギャンブルはただお金と時間を蝕む害そのもので、稼ぐ思考とは真逆のものです。ギャンブルが人生にもたらすメリットは一つもありません。
暇な時間をギャンブルに費やしてきた人と副業に費やしてきた人とでは、将来的に収入に大きな差が開くことになります。
前述した「今が楽しければいい」の思考もまさにギャンブル中毒者に共通することなので、危機感がある人は今すぐギャンブルを断って稼げない思考を切り替えていきましょう。
スキマ時間を有効活用しない
スキマ時間を有効的に使わないのも稼げない思考の人です。
暇な時間ができてもつい娯楽に走ったり寝てしまったり、ダラダラと過ごしてしまう人は多いと思いますが、ギャンブルにハマる人と同様に、その暇な時間をどう使ってきたかで稼げる人生になれるか決まると言っても過言ではありません。
電車やタクシーの移動中、仕事中の休憩時間など、一日のうちでちょっとしたスキマ時間が発生することはよくあります。
時間を有効活用する人はその時間でブログ記事を書いたり、ポイ活のようなスマホでできる副業をしたり、何かしら稼ぐための行動をとっています。
ダラダラ過ごす休息が必要ないとは言いませんが、「休みは寝てばっかだな…」なんて自覚がある人は、少しずつ時間の使い方を考え直してみましょう。
また、時間の使い方については以下の記事でも書いているので、こちらも参考にしてみてください。
人とのつながりを避ける
人とのつながりを避けてしまう人も稼げない思考です。
人付き合いは得意不得意があると思いますが、稼ぐ人たちは同じ仲間を集めてコミュニティを作り、常に情報交換をしています。
そういう場では有益な情報が手に入ることも多く、お金持ちの間で横のつながりを持っているケースはざらにあります。
また、ブログのような副業も一人で黙々と続けているとモチベーションが保てなくなることがありますが、同じような仲間がいることで相談し合えたり息抜きができたり、プラスに働くことがいろいろあるでしょう。
抵抗がない人はSNSなどで積極的に絡んでみることをおすすめします。
節約に必死になる
節約に必死になる人も稼げない思考です。
節約をすることは決して悪いことではありませんが、どれだけ頑張っても毎月減らせる支出はたかが知れています。
節約を必死に頑張るのではなく、収入を上げる努力をしましょう。根本的な収入源が増えれば節約をする必要はありません。
日用品や食料を切り詰めて苦しい生活をしても、心まで貧しくなってしまうだけです。
投資(リスク)を嫌う
株やFXなど、リスクのある投資を嫌う人も稼げない思考だと言えます。
どうしても「損をする」「負ける気しかしない」と悪いイメージを持ってしまう人はいると思いますが、投資は決して悪いものではありません。
パチンコなどのギャンブルとは違い、経験や知識を養うことで利益が出せるものであり、誰にでもすぐに始められるものです。
リスクを嫌い安定を選ぶのは日本人の気質だと言われますが、稼げない状況を変えていくための一つの方法として投資は考えておきましょう。
まとめ
稼げない人の思考・共通点を9つご紹介しましたが、そもそも自分は稼げないタイプの人間だと思い込んでいたり、ただ働くだけのルーティンで副業の一つもしていなかったり、稼ぐための行動を一つもしていないなどがあげられます。
経済的に苦しい状況は何もしなければ変わることはなく、自分で行動を起こさなくてはいけません。
まずは今回あげたような「稼げない思考」を変え、限られた大事な時間を有意義に活用していきましょう。
どんな人でも稼げる可能性があります。