自家栽培したハーブをメルカリなどのフリマアプリで販売して収入を得る副業をご紹介します。
ハーブのような薬草類は食や健康美容としての需要が高く、ハーブティーで嗜まれているのはもちろん、入浴時に浴槽へ入れてリラックス効果を促すなど、その活用法は様々あります。
育て方や増やし方もそれほど難しいものではないので、園芸が初心者の人にもおすすめの繁殖ビジネスです。
ハーブが好きで何か副業を探している人は、ぜひハーブ副業を始めてみましょう。
自家栽培したハーブを副業にする魅力
ハーブは肉料理や魚料理の香り付けや芳香剤代わりで部屋に置いたり、その使い方は多岐にわたります。
利用用途が多いということはそれだけ需要があるということで、いろんな種類のハーブを栽培できれば副業として良いお小遣い稼ぎをすることができます。
小さなポットに入れて自宅のベランダ程度のスペースでも十分ハーブは栽培できるので、手軽に在宅で何か副業を始めたい人にもおすすめのジャンルです。
稼ぐ人だとハーブ専用の農業を営み、ミシュランガイドに載るような星付きレストランに卸す人もいます。そうなると年収も凄まじい額になるでしょう。
ハーブ栽培に必要な道具・材料
まずはハーブを育てるために必要となる道具や材料を用意しましょう。以下のものがあればハーブ栽培を始めることができます。
- ハーブの苗
- 培養土
- 肥料(必要な場合)
- 鉢(ポット)
- 鉢用の受け皿
- ジョウロ
- ハサミ
- 小さめのスコップ
ハーブに使う土はいくつかの土を混ぜ合わせて使うのが基本ですが、ホームセンターや園芸店、またはネットで園芸用の培養土が売っているので、それをそのまま使うのがいいでしょう。
肥料は必要な場合と書きましたが、ハーブに限らず本来自然界で育つ植物は肥料がなくても問題なく成長します。何よりも日光や空気など周りの環境を整えることが大切です。
使用する鉢に関しては、最終的にそのままメルカリなどで販売することを考慮して育苗用の小さなポットや、100円均一で売っている透明のプラカップへ入れて育てるのがおすすめです。プラカップの場合は底に穴を開けておきましょう。
栽培に使う道具はガーデニングで使うような道具と同じものを用意すればOKです。
ハーブの育て方
ハーブは大きく分けてミントやバジルの草本類、ローズやラベンダーといった木本類に分けられます。種類によって育て方も変わってきますが、ここでは一般的に人気で使われやすいミントなどの草本類について育て方をまとめます。
ハーブの育て方は一般的な植物とほとんど変わりません。定期的に水をあげて光合成ができればすくすくと成長します。
水やりのタイミングは、土の表面が乾いてきたら水を与えるようにしましょう。鉢の縁がいっぱいになるまで水をたっぷりあげて問題ありません。
ただし、常に土が湿るほど水を与え過ぎないようご注意ください。根腐れの原因になってしまいます。
株が大きく育ってきたら、適度に剪定することでさらに成長を促すことができます。
害虫に気を付ける
夏になると被害が多くなるのが害虫による虫食いです。
虫食いの被害にあったハーブを販売することはできないので、育てる上で最も気を付けることの1つと言ってもいいでしょう。
対策としては、毎日チェックして直接取り除きます。アブラムシなど小さい害虫はセロハンテープなどを使うと簡単に取ることができます。
殺虫スプレーを使う場合は、「ベニカマイルドスプレー」などの食品成分で作られた菜園用のものを使いましょう。
ハーブの増やし方
順調にハーブが育ったら、販売していくためにハーブを増やしていきましょう。
育てたハーブから増やしていく方法は、株を分けるか挿し木で増やすことができます。株分けは単純に根っこの部分から2つに分けて増やす方法で、挿し木は植物の一部(葉や茎)を切り取って新しく植えることで発根させて増やす方法です。
容器が透明なプラカップだと発根した様子が実際に目で確認できるのでおすすめです。
ハーブは育て方だけでなく増やし方も特に難しいことはありません。種類によって管理方法は多少異なりますが、種類を絞って栽培すれば副業として稼ぐことができるでしょう。
増やしたハーブはメルカリで販売しよう
ある程度ハーブが量産できるようになったら出品しましょう。販売先はメルカリなどのフリマアプリがおすすめです。
ハーブを販売する方法としては、栽培したそのままの状態(フレッシュハーブ)で販売するか、乾燥させたドライハーブとして販売することができます。
それぞれの特徴は以下の通りです。
フレッシュハーブ
採れたハーブをそのまま販売できるので、収穫後に乾燥させるなどの手間がかかりません。
新鮮なものはハーブ本来の風味を楽しむことができるのもメリットです。
ただし、鉢に入れた状態で販売する場合は梱包が少し面倒であったり、倒れたりしないよう注意する必要があります。
ドライハーブ
種類によって適した乾燥方法は異なりますが、基本的には収穫したものを風通しのいい場所へ置いて自然乾燥させていきます。
乾燥させることで長期保存が利くようになるので、出品してすぐに売れなくても枯れたり腐る心配がありません。
ハーブを乾燥させると成分を抽出しやすくなり、ハーブティー用として販売したい場合もドライハーブにするのがおすすめです。
また、ドライハーブにしたものは梱包もしやすく軽量なので、発送する際の送料を安く抑えることができます。発送する際は郵便局から第四種郵便の「植物種子等郵便物」で発送しましょう。
まとめ
ハーブの用途は様々なので、人気の種類を安定して繁殖させればとてもいいお小遣い稼ぎができる副業です。
小学生の授業以来植物を育てたことがないという人も多そうですが、ハーブのほとんどは一般的な植物が育ちにくい環境でも育ってきたため生命力が強く、植物を初めて育てる人でも難しいことなく栽培することができます。
メルカリでの出品価格の相場は500〜1,000円ほどになるので、慣れてきたらハーブを使ったエッセンシャルオイルを自作してみるなど、さらに一工夫加えて販売してみるのもいいでしょう。
育てるハーブの種類に悩む場合はぜひ以下の記事も参考にしてみてください。
