【家賃相場より高いのに満室!?】不動産投資で空室を防ぐ方法3選

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不動産投資において最も怖いのが「空室状態」です。空室の状態だと当然収益はゼロになるため、その分の赤字は自分自身で補填しなくてはいけません。

一刻も早く空室を防ぎ、もっと言えば満室状態にするためにはどうすればいいのか。

実際に入居者を確保することができたというアイデアをご紹介したいと思います。

もはや立地や家賃だけでは難しい?

不動産投資では「駅近なのに新しい入居者が来ない」「相場より家賃を下げたのに空室が埋まらない」なんてことも珍しくありません。

一括購入した物件ならまだしも、ローンを組んでいる場合には家賃収入だけでは支払えなくなり、収入を得るはずが自分の首を絞めてしまう可能性もあります。

投資の中でも特に不動産関連は初期費用が掛かるため、こういった事態はなんとかして防がなければいけません。

空室を満室にさせる3つの方法

空室を防ぐために考えられたアイデアや方法を3つご紹介します。

是非ご参考ください。

ヨーロッパ風?他にはない個性的な物件

駅からそれなりに離れているのにほぼ満室にすることができたというのが「ヨーロッパ風物件」です。

テラスやステンドグラスを用いることで南ヨーロッパのおしゃれな外観を再現。他にはない個性的な物件に仕上げたとのこと。

外観だけではなく、室内にも特徴的なクロスなどを取り入れることで、物件訪問に来た人に強い印象を残すことができるそうです。

今の若い世代には、単なる立地や築年数だけではなく、何かしら特徴を持った物件に人気が集まるのかもしれませんね。

最新技術をフル搭載!話題のIoT物件

近頃よく耳にする「IoT」を導入した物件を希望する人が多いそうです。

具体的にどのような物件かと言うと、例えば一声かけるだけで家中の家電の電源を入れたり、スマホ操作一つで家電を遠隔操作したり、玄関ドアの鍵も外から閉めることができるようになります。

「よく家の鍵を閉め忘れていないか不安になる」「帰宅前にエアコンの電源を入れて部屋を快適にしておきたい」なんて人には、IoTを導入した物件はまさに理想的ではないでしょうか。

IoTの導入には初期費用こそ掛かりますが、維持費用も安いことから早い段階で元は取れるようですね。

実際にIoTを取り入れたマンションでは家賃相場より5,000円も高くしたのに満室状態が続いているとのこと。

これからの時代、IoT搭載は必須になってくるかもしれません。

徹底的にセキュリティを強化した物件

入居者が部屋探しで重視していることをランキングにしたものがあります。

このランキングに毎年必ず入っている「2階以上」「オートロック」の二つから判るのが、防犯設備が整っているかどうかということ。

特に女性の一人暮らしは常に不安が付きもの。もし私が女性だった場合、絶対にセキュリティ面を重視した物件選びをします。

故に、防犯設備を充実させた物件は今もこれからも需要があること間違いなし

例えば前述したIoT物件も、誰かが家に侵入すればスマホへ通知が来て、自宅にあるカメラから侵入者を確認することができます。

「マンション内に管理人は常駐しているか」「防犯カメラは多く設置されているか」など、安心して住むことができる物件を目指しましょう。

都内では空き家問題が深刻化

空室とは違った問題ですが、都内では空き家の多さが社会問題の一つとされています。

都内だけでも80万戸以上あり、その数も年々増加。

「親族が一人で住んでいたが亡くなってからそのままにしていた」という理由で放置されていることもありますが、これは非常に勿体無いこと。

人が住めないくらいボロボロの状態であっても、アイデアによっては格安でリフォームもできます。

リフォームして賃貸物件として貸し出すことができれば収入にできる上、空き家問題の解決にも繋がるのではないでしょうか。

建築基準法により建て替えできないケースもありますが、せっかく所有しているものなら収入源としていきたいですよね。

まとめ

これからの不動産投資は、ただ普通の物件へ投資するより、何かプラスアルファとなる「付加価値」が付いていることが大切かもしれません。

比較的安価なワンルーム投資に比べるとマンションやアパート一棟は決して安い金額ではないので、今回書いたようなことも総合的に見て判断されてはどうでしょうか。