FXは平日であれば何時でもトレードを行うことが可能ですが、夜のトレードはリスクを高め損を出しやすくしてしまうかもしれません。
何故夜の取引は危険なのか、今回は時間帯によるリスクについて書きたいと思います。
株とFXの大きな違い
株とFXの大きな違いは、その取引時間です。
株は市場が開いている9時〜15時までとかなり限られています(正確には11時30分〜12時30分の間は取引出来ません)。
一方FXは、平日なら24時間いつでも取引可能。
株と同じように昼間に取引が出来れば、真夜中や早朝でも取引可能です。
また、FXは株に比べて一万円など少ない資金で始めることが出来るため、多くの投資の中から試しにFXで始める方も多いと思います。
しかし、24時間取引可能ということがあるリスクをもたらします。
夜のトレードは危険?
夜や夜中のトレードは損を出しやすくリスクを高める危険性があります。
その理由は至って単純、脳が眠くなるからです。
日が落ちてからは脳も体を休める状態に切り替わるため、夜は日中に比べて集中力が低下してしまいます。
トレーダーの方はご存知の通り、FXの大きな経済指標は日本の時間帯で22時30分など夜に発表されます。
しかし、判断力が弱くなっている脳の状態を考えると、指標発表時のトレードは敢えて避けるのも一つの方法。
「普段緩やかなトレンドの時は勝率が高いのに、激しい相場だと利益が出せない」と感じる方は、まさにこの夜のリスクが関係しているかもしれません。
取引するなら昼間!
トレードに最適な時間帯は日中もしくは朝です。
皆さんの中にも「朝の方が作業が捗る」なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これは脳もしっかり休めた後で覚醒状態にあるから。
私自身も、夜より日中の方がトレードの成績は良いと感じます。
株取引で良い成績を出す人は、市場が日中しか開いていないことが大きく影響しているのかもしれませんね。
まとめ
夜は脳の状態からリスクが高まる危険性はあるものの、一回の取引で大きく利益が出せるのはやはり指標発表時でもあります。
初心者のうちは難しいとは思いますが、まずは日中の荒れにくい静かな相場である程度慣れてから、夜のボラティリティが激しい相場へ臨んでみるのもいいかもしれません。
また、昼でも夜でも関係なくどうにもトレードが上手くいかないという人は、システムに自動売買させる「リピート型FX」なるものもあります。是非参考になさってください。