ブログやサイトを始めるには必ず「ドメイン」が必要です。
ドメインは新規で取得する以外に、中古で購入するという方法があります。どちらが良いのか考察していきましょう。
中古ドメインとは
中古ドメインとはその名の通り、「使用されたことのある」「使用されていた」ドメインのことです。
webに精通していない人が独自ドメインでブログやサイトを始めようと思った時、「中古ドメインで始めよう」と考える人は少ないのではないでしょうか。おそらく殆どいないと思います。
では、そんな中古ドメインで始めるメリットは何があるのか。中古ドメインの利点や新規ドメインとの違いなどみていきましょう。
新規と中古の違い
まず新規ドメインと中古ドメインの違いですが、大きな違いは「SEO」です。普通新規のドメインで始めた場合グーグルからの評価は当然0。コツコツとイチから積み上げていき、1年2年と長く続けてようやく評価されていきます(更新する頻度にも依りますが)。
しかしこれが中古ドメインだと違います。
すでに使用されたことがあるドメインというのは、一度手放されたからといってそれまでの評価も0になるわけではありません。
そのまま引き継ぎます。
つまり、それなりに年齢(ドメインエイジ)があり評価の高いドメインを使用すれば、始めから苦労せず検索結果で上位を狙うことが可能ということです。
それなら絶対中古ドメインの方が良いじゃん!と思われるかもしれませんが、実はハッキリそうとは言えない理由もあるのです。
中古ドメインで注意すること
中古ドメインの気を付ける点やデメリットを挙げていきましょう。
販売価格が高い
始めからドメインパワーがあるドメインはそれだけ金額も高くなります。具体的な金額はピンキリですが、2,000円くらいのドメインもあれば、中には100,000円もするドメインもあります。
副業やちょっとしたお小遣い稼ぎでアフィリエイトをやりたい場合、先行投資だとしても数万円もするドメインは考えものです。
スパム判定やブラックリストを受けたことがある
中古ドメインではこれが一番恐いのではないでしょうか。もし入手したドメインが過去にスパム判定受けていたりブラックリストに載っている場合、どんなに新しい環境でしっかり真面目に運営を続けてもその過去を消すことは出来ません。
良いことだけではなく悪いことも全て引き継いでしまいます。そのため、黒い過去がある場合これからもSEOで常に不利な状態で運営することになります。
ちゃんとしたところなら販売ドメインのその辺は把握されているとは思いますが…なにぶん私自身まだ検討中で中古ドメインを購入したことがありません。
探せばブラックリストかどうかチェックできるサイトなどもあるようなので、心配な方はチェックしてみましょう。
中古ドメインの購入方法
中古ドメインを実際に買いたい場合はググれば販売サイトが出てきます。上位に表示されているサイトであれば問題ないとは思いますが、これに限らず新しく何かを利用する際は事前に評判など調べておきましょう。
支払い方法は主にカード決済や銀行振込のようです。
まとめ
選択肢として中古ドメインで始めるのは大いにアリだと思います。ただしやはり上級者向けでしょう。
初めてのサイト運営で独自ドメインを考えている方は先ずは普通に新規で取得することをおすすめします。運営を続けて色々知識が身に付いてきたらやってみるのが良いのかもしれませんね。