サイト(ブログ)を運営している人は、今のタイトルはどのように決められたでしょうか。
「悩みに悩み抜いて決めた」という人もいれば「とりあえず適当に決めた」という人もいるかもしれません。
私はどちらのパターンもあります。
そして運営を続けると後者の場合に発生するのが「タイトルを変更したくなる」ということ。
今回は、私が知るそれなりにアクセスがあったサイトがタイトルを変更したことでどんな影響があったのか、サイトタイトルの変更について考察します。
タイトルは「サイトの顔」
サイトタイトルはユーザーが最初に目が行く部分でもあるサイトの顔です。
人間関係みたいなもので、顔を見てその人の中身をイメージするように、タイトルを見てある程度サイトの中身を把握することができます。
つまりタイトルを変更するということは、顔を変えてしまうのと同じこと。
整形すれば別人に変わってしまうように、グーグルも「あれ?この人誰?」とサイトの評価を変えてしまいます。
アクセス激減!?サイトタイトル変更の危険性
良い意味での紹介ではないのでURLは貼れないのですが、私がよくチェックするブログの一つが最近タイトルを変更していました。
文字数も大幅に変わり、タイトルだけを見れば全くの別サイト。
そのブログはアクセスカウンターを設置しているのでユーザーにもアクセス数が見れるのですが、これが驚くほどの減少…
タイトル変更でアクセスが落ちることは誰でも知っていることだと思いますが、具体的にどのくらい落ちるかまでは私もやったことがないのでわかりませんでした。
確認した結果、アクセス数はおよそ四分の一まで減少。
仮に100,000PVあったら25,000PVまで落ちるということです。
ここまで露骨に減少することを考えると、やはりタイトル変更はかなりリスクがあることだとわかります。
タイトル変更は本当に有効な場合のみにしよう
運営歴が長ければ長いほどタイトル変更のリスクも大きくなりますが、本当に有効だと思われる場合に限ってはアリだと思います。
例えば、「のんびりライフ」というタイトルで何気ない日常生活を綴るブログを運営していたとしましょう。
当初は雑記ブログに近い内容を書く予定でしたが、運営を続けていると「その日作った料理のことばかり書いている」なんてことが起きたりします。
であれば、ブログタイトルは「料理大好きライフ」などの方が圧倒的にSEOに強くなります。
これくらいわかりやすい場合であればタイトル変更は有効でしょう。
このブログのタイトルについて
もしかしたら過去どこかの記事でも触れているかもしれませんが、このブログタイトルについて今思っていることを話します。
タイトルは「Money try」となっていますが、これはどちらかと言えばあまり悩まずパッと思い付いた名前でした。
なので「変更したいと思っているか」と言われれば「変更したいと思ったことはある」のが本音です。
というのも、日本人向けに日本語で書いているのであれば、やはりタイトルは日本語にした方が良かったのではないかと思ってしまうんですね。
例えば「副業で悠々自適生活」とか「副業で毎日を少し豊かにするブログ」とか、ブログテーマにしている「副業」をタイトルに含んだ方がSEO的には絶対良かっただろうなと思います。
もちろん今から変えることも出来ますが、ドメインもタイトルと同じにしているのでその勇気はありません。
それに、ブログを続けていたら意外と副業ネタ以外の記事を書くことが多くなりました。
このブログは「副業に特化」というよりは「副業に関連した」記事を書いているので、そういった意味では、お金という広いテーマで扱えるこのタイトルでも良いのかなと思えます。
何より大切なのは、愛着が持てるかどうかということ。
愛着が有るのと無いのでは大違いで、好きになれないと運営を続けるのが苦痛になると思います。
特に形から入ることを重視する人は「絶対にこれ以上ないタイトルだ!」というくらい悩み抜いて決めましょう。
まとめ
サイトのタイトルが一度気になってしまうとモヤモヤし続けてしまう気持ちはわかりますが、なんとなくでの変更は大きなリスクを伴います。
ゲームのキャラクター名を変更するのとは訳が違います。
変える前に「本当にタイトルと内容がミスマッチしているのか」「順調にアクセスが伸びているのに変更しようとしていないか」など、あらゆる要素から判断するようにしましょう。
それでもあまりに気になり過ぎて運営そのものに影響が出てしまうようなら、SEOとかは切り離して思い切って変更されることをおすすめします。
サイトは何年も続けていくものなので、ぴったりのタイトルを付けたいですね。