【夜勤はやらない方がいい】経験者が語る身体の異変

※当サイトはプロモーションを含みます。
夜のオフィスビル 管理人の雑談

世の中ではほとんどの人が日中働いているかと思いますが、中には理由があって夜勤をしている人もいるのではないでしょうか。

私も過去に金銭的理由で夜勤をしていたことがあります。

確かに収入の面では魅力的ですが、今では夜勤をすることはありません。お金に困ってもしたいと思いません。

今回は夜勤を考えている人に「やらない方がいい理由」を書きたいと思います。

生活費に困り夜勤のデータ入力を始める

数年前の話になりますが、当時は金銭的に困窮していたこともあり、普通に昼間働く仕事やアルバイトではなく、時給の高い夜勤を探していました。

探してみると夜勤の募集は多く、業種もホテルのフロントから警備員、デスクワークまで幅広くありました。

力仕事は私の中で論外なので、迷うことなくデスクワークに絞って探します。

そして人が足りないのか、最初に面接を受けた会社で即採用。すぐに出勤することになりました。

仕事内容は某運送会社で伝票の内容をモニターにひたすら入力するといったもので、ほぼテンキーしか使いません。電話対応がないのも嬉しい点です。

勤務時間は0時〜7時で8時間勤務ではありませんが、時給はなんと1,200円!

単純なデータ入力でこの時給はさすが夜勤ですね。

ただ、自宅から少々距離があったので二時間前には家を出なければいけません。

こんな感じで週に4日働きます。

最初は初めての夜勤ということもあり、内心ちょっと楽しそうな気さえしていました…

夜勤を経験したことで身体に起きた異変

作業着を着た男性

夜勤の恐ろしさを全く知らなかった私は、普段寝ている時間に働くことが新鮮で、深夜3時頃の休憩時間にちょっと外をフラフラしたりコンビニへ寄ったり、割と楽しんで働いていました。

最初こそ猛烈な睡魔に襲われることもありましたが、一ヶ月もすれば生活リズムに身体が慣れてきます。

ですが、その「慣れ」が危険のサインだったのではないかと今では思います。

昼夜逆転の生活を続けることで人間の身体は一体どうなっていくのか。

私の身に起きたことを挙げてみましょう。

もちろん個人差があると思うので、参考程度に読んで頂けると幸いです。

顎に衝撃

最も早く身体の中で異変が起きたのは「顎」です。

まずは顎にあることが起きました。

夜勤をやってみて分かったのですが、勤務中にあくびが止まりません

慣れるとは言いましたが、それでもやはり多少の眠気のせいか無意識にあくびが出るんですね。

間違いなく日中の仕事よりあくびの回数が増えていたと思います。

夜勤ということもあって周りに人は少なく、人目も気にせずあくびを連発していたのですが、ある日いつものようにあくびをすると…

バキッ!!!

尋常じゃない音が頭に響きました。

痛みもありましたが、それよりも顎が外れた音と衝撃の方にびっくりしましたね…

外れた顎はなんとかすぐに元に戻りましたが、それ以来顎がカクつくようになり、私も顎関節症(顎関節雑音)の仲間入りすることになりました。

夜勤に限ったことではないと思いますが、大きなあくびは本当に気を付けましょう。

首のリンパ節に謎のシコリ

続いて異変が起きたのが「首」です。

リンパがある部分ですね。

これも突然その時がやって来たのですが、何気なく横を向いた瞬間、首全体を電気が走るような痛みが襲いました。

思わず首を手で抑えるほどでしたが痛みはすぐに引き、優しく首をさすったり揉んだりしてみると、リンパがある部分(顎の下あたり)に妙なシコリがありました。

「悪性腫瘍…?まさか癌…?」など、私はすぐに嫌なことを想像してしまう性格なので、その後すぐに病院を受診します。

しかし異常は見つかりませんでした。痛みとシコリはあるのに…

それは今でも治っていませんし、未だに痛く感じることがあります。

疲れが取れない

夜勤を終えて自宅へ帰ると時刻は朝の9時頃なのですが、晴れて気持ちの良い天気でもカーテンを閉め切って床に就きます。

そんな本来の正しい生活リズムに逆らうことがだんだん気持ち的にもしんどくなり、やがて睡眠を取ってもなぜか疲れが取れない身体になりました。

7時間寝ても、8時間寝ても、身体が重くてしんどいままです。

その状態でその日も夜勤へ向かいます。

今まであまり経験したことがない偏頭痛も頻繁に起きるようになりました。

これがいわゆる「自律神経の乱れ」というもので、ひどくなると「自律神経失調症」に陥ります。

昼夜逆転の生活をするとうつ病になりやすいと言いますが、それもこの自律神経の乱れが原因になるそうですね。

まとめ

お金の面でその時は助かったとはいえ、未だに身体の不調で悩まされていることを考えると、やはり夜勤はやるべきではありませんでした。

前述したように個人差はあると思うので「何年も夜勤を続けているけど特に不調はない」という人もいるかもしれませんが、不調が出てからでは遅いですし、間違いなく身体に良くはありません。悪影響を与えます。

また、眠気覚ましにレッドブルやモンスターなどのカフェインが大量に入ったエナジードリンクを飲み過ぎるのも危険です。

私も当時よく飲んでいて、下手したらカフェイン中毒になっていてもおかしくありませんでしたからね…

よく体調を崩すと普段普通に生活できていたことがありがたく感じることがありますが、体が資本というのは本当にその通りで、夜勤を経験したことで私は心底「何より健康でいられることが一番」だと思うようになりました。

年齢的に仕事を選べなかったり、生活費のために時給の良いアルバイトを探したり、止むを得ない理由もあるとは思いますが、できれば日中はしっかり陽の光を浴びて、夜はしっかり睡眠をとりたいですね。

ちなみにデータ入力系のアルバイトが気になる方は、以下の記事でも体験談を書いています。ぜひご参考ください。

在宅のデータ入力は怪しい?嘘で割に合わない?実際に副業でやってみた
在宅ワークで特に人気が高いのが「データ入力」ですが、一部口コミでは「怪しい」「嘘の空求人ばかり」「割に合わない」といった声もあります。私が実際に在宅と通勤でそれぞれデータ入力をしてみたので、その実態についてご紹介します。
月収40万って本当・・・?出来高制データ入力で働いた結果
完全出来高制のデータ入力をご存知でしょうか? こなした量に応じて給料が支払われるこの仕事ですが、募集している企業によっては「月収40万円も可能!」と謳っているところもあります。 月収40万なんて本当に稼げるのか...実際に働いてみました。