ソシャゲやスマホゲームに課金していたことのある私が、後悔する前に読んでほしい「ゲームへの課金問題」について思うことを書きます。
楽しんで課金している人にとって「余計なお世話」というのはごもっともなこと。そういった人はブラウザバックで戻られた方がいいかもしれません。
この記事はそうではない人、課金システムに苦しんだり辟易している人に読んでほしいと思います。
潤うスマホゲーム市場
スマートフォンが世の中に広く普及してから破竹の勢いで急成長を遂げたスマホゲーム市場。
スマホユーザーの人は一度は楽しんだことがあるのではないでしょうか。
かくいう私も、かつてはスマホゲームにハマっていた時期があり、当然「課金」までしたことがあります。
課金額は累計でおそらく20万円くらいでしょうか。廃課金と言われる人たちに比べたら大した金額ではないかもしれませんが、それでも20万円なんて大金だと思います。
大したことない私ですら約20万円ということは、それだけスマホゲーム市場は潤っているということ。
故にこの市場へ参入する企業は後を絶ちません(散っていく企業やゲームも多いですが)。
スマホゲームほどボロい商売はない
スマホゲームは一度ヒットしてしまえば、あとは飽きられないようにサービス終了までどれだけ息を持たせることができるかどうかです。
最初の開発費用こそ掛かれど、基本的にランニングコストでサービスを維持できるため、毎日あるいは毎週「新しいイベント」という名のデータを更新するだけで利益を上げることができます。
たったそれだけでユーザーは面白いくらいにお金を注ぎ込むので運営は笑いが止まらないことでしょう。
過去に何度も問題になっている「課金問題」
上限なくいくらでも課金できてしまうこのタチの悪い仕組みは、過去にも散々「炎上」という形で問題になっています。
メディアでも取り上げられたことがありますし、実際に返金騒動になったこともありました。
ゲームといえば、ゲーム機とソフトを買ってのんびりRPGをしたり友達と集まってワイワイ楽しむもの。
過度にお金を使い過ぎるなんてことが本来起きるものではありません。
今一度考えてみてほしいのですが、例えば5,000円も課金してお目当のレアキャラが出なかった(爆死だった)場合、ものの数十秒で全く意味のなかったお金になります。
しかもこれが普通とされています。
5,000円って一週間近くの食費になりますよ?
異常だと思いませんか?
それなのに「はい残念でした〜、欲しかったらまたお金入れてね〜」なんて、これほど消費者を馬鹿にしたサービス他にはないと思います。
データにお金を注ぎ込むことについて
もう一度断っておきますが、楽しんでいる他人の趣味や本人が望んだお金の使い方についてとやかく言うつもりはもちろんありません。
それは野暮なことだと私も思います。
ですが、「最近スマホゲームに使う時間を無駄に感じる」「楽しめなくなってきている」「課金して後悔したことがある」「娯楽のはずなのにストレスが溜まる」という人には伝えたいことがあります。
やめた方がいい
それら感情を抱いた時がスマホゲームのやめどきです。
無意味なデータにお金を浪費し、あまつさえ生活にまで影響が出ている人もいるでしょう。
失うものはあっても形として得られるものは何もありません。
人生そのものを棒に振る可能性
課金してガチャを回している時はドーパミンが分泌されて興奮状態になりますよね。
よくわかります。私も経験してますから。
これはもう一種の危険な薬物、ギャンブルと変わりません。
日本には、射幸心を煽り人の理性を破壊して儲ける商売が本当に多いと思います。
浪費に歯止めが効かなくなった人間の生活レベルが破綻するまで追い込み、さらには「周回」という半強制的なコンテンツで時間まで奪い、最終的に人生そのものを狂わせる。
それでも中には、これに目が覚めて「リアルの時間を大切にするためスマホゲームを全て引退します」なんていうツイッターのつぶやきやブログを書く人もいます。
上でも書いたようにスマホゲームに疑問を抱き始めた人は、人生一度しかないその時その瞬間の「時間の大切さ」に気付いてほしいと思います。
どうせならゲームを副業にして稼ぐ
それでもスマホゲームがやめられない、自分の人生には切り離せないものだと思う人は、そのゲームを利用してお金を稼ぐことをおすすめします。
前にも書きましたが世の中にはポケモンGOで毎月200万円以上稼いでいた人もいるくらいですからね。
ゲーム攻略ブログの運営
ポケモンGOがまさにその例です。寿命はありますがハマっているゲームの攻略や感想をただ書くだけでお小遣い程度稼ぐことができます。私も実際にやっていました。
めんどくさそうと感じる人もいるかもしれませんが、これがやってみると意外に楽しいものです。
これからリリースされたり発売されるゲームのwikiを作るのもおすすめ。
閲覧者が勝手に編集してくれるので更新する手間も掛かりません。
ユーチューブで動画投稿
日頃からユーチューブを見ている人ならよく目にするかと思いますが、ゲームのプレイ動画を上げてる人って多いですよね。
しかし、ただ動画を上げるだけではもはや飽和状態にあるので、何かしら視聴者にウケるための工夫が必要になるかもしれません。
まとめ
私は今20代後半ですが、10代の頃にスマホが流行らなくて本当に良かったと心から思ってます。
もしもスマホゲームが当たり前のようにあったら、おそらく若い頃なんてほぼ全ての時間やお金を注ぎ込むくらいハマっていたでしょう。大切な10代の価値ある時間のほとんどを…
スマホゲームに費やした10代なんて私なら死にたくなります。
既にお金と時間を持て余している成功者や富裕層が好きなだけ課金するのはいいと思いますけどね。
スマホゲームにどっぷり浸かっている人は感覚が麻痺していると言っても過言ではありません。
数年間毎日続けたデータを手放すのはなかなか簡単にできることではありませんが、1ミリでもスマホゲームに嫌悪感があるのなら決断しましょう。
ちなみにスマホゲームをするなら、アフィリエイトなどの副業やサイドビジネスをした方がよっぽど楽しいですよ。