誰もが憧れる印税生活を今では「電子書籍」で簡単に始めることが出来ます。
どのようにして出版するか具体的な流れや方法をご紹介したいと思います。
電子書籍とは
電子書籍とは、スマホやタブレットで読むことの出来る書籍のことを言います。
デジタル上に保存されるので一般的な本のように場所をとったりかさばることもなく、すぐに目当ての書籍も見つかるため世界中で広く普及するようになりました。
購入するのも簡単ですが、本を出版するのもそれほど難しくありません。
出版するのが簡単な上に、本を書いてから出版するまでに掛かる費用もなんと無料!
故に、誰でも簡単に小説家や漫画家になることが出来るのです。
電子書籍を出版する流れ
アマゾンのkindleストアで出版する場合、以下のような流れになります。
1.原稿を書く
まずは最も大事な原稿を書きます。
当たり前ですが締め切りなどはないので、のんびりと納得いくまで内容は熟考しましょう。
2.電子書籍用のファイルを作成
書いた原稿をEPUB(イーパブ)という電子書籍用のファイル形式で作成します。
これによりスマートフォンやタブレット端末で読むことが出来るようになります。
3.Kindle用のフォーマットに変換
次に、作成したファイルをkindle用のフォーマットへと変換します。
Kindle用のフォーマットにするには、アマゾンでダウンロードすることができる「KindleGen」や「Kindleプレビューア」を使うことで変換が行えます。
4.KDPで出版手続き
ファイルの用意が出来たらKDP(アマゾンの出版するサービス)で出版手続きをします。
手続きまで済んだら、あとは電子書籍が売れるのを待ちましょう。
稼げるかどうかはネタ次第
誰でも簡単に作家になれると言いましたが、なるのは簡単でも売れるかどうかはまた別の話。
原稿を書く前に面白いネタがあるか考えましょう。
また、ネタもそうですが、読み手を惹きつけるだけの表現や文章を書く能力もそれなりに必要となります。
仮にネタさえあれば書くのは本人でなくても問題ありません。
クラウドソーシングなどを利用して文章を書くのが上手い人にお願いするのも良いですね。
初期費用は掛かりますが、この方法ならほとんど労力も使わないので普段サラリーマンなどをしている人にはおすすめです。
宣伝して売り上げを伸ばそう
電子書籍を出版したら次のステップとして、本の宣伝をします。
例えば、ブログを運営しているのであればそこで販売用のリンクを貼りましょう。
どのような内容かあらすじを書くのも閲覧者の購入意欲を上げます。
面白い作品であれば自然と口コミなどで広まったりもしますが、少しでも効果のある宣伝はしておくに越したことはありません。
体験談を書籍化して大儲けした事例
電子書籍で成功した事例を一つご紹介しましょう。
その人(※以下Aさんとします)はブログの記事数がトップブロガーの平均的な記事数に比べてかなり少ない方です。
ですが、収益はおそらくトップブロガーのレベルと遜色ありません。
もしかしたら読んだ人の中には「Aさんってアノ人のことかな?」と分かる人もいるかもしれませんね。
Aさんは、ブログの中で自身の体験談を書いたところその記事が大ヒット。つまりバズったわけです。
そのテーマというのが「恋愛」でした。
内容はいくつかの構成に分けられている大長編だったので詳しくは読んでいませんが、恋愛小説などが好きな女性の層にウケたのではないでしょうか。
Aさんはその後、その体験談を電子書籍化。
電子書籍版にはさらに内容を書き足すなどの販売戦略も図ります。
これによりAさんはブログによる収入だけではなく、ブログから派生して電子書籍の印税収入も得ることに成功したようですね。
小説を書くのが好きだったり、何か特殊な体験談がある人にはかなりおすすめの方法です。
また、読み手には本当か嘘かの判別はできないので、物語を面白くするためなら多少脚色するのも個人的にはありだと思います。
まとめ
売れるかどうかは別として、今では誰でも簡単に無料で本の出版ができます。
お金の稼ぎ方が多様になる中、やはり印税で生活するのは誰もが羨むことではないでしょうか。
特にリスクもないので、文章を書いたり物語を考えることが好きな人にはおすすめの副業です。