絵が描ける人はイラスト制作を副業にしてお金を稼ぐことができます。
もちろん上手なことに越したことはありませんが、方法次第ではそれほど画力に自信がなくても副収入を得ることは難しくありません。
具体的に絵で稼げる方法を5つご紹介したいと思います。
イラストレーターや絵師とは
絵を描く人を「イラストレーター」や「絵師」などと言います。
中には同じくくりにしないでほしいと考える人もいるようですが、簡単に分けるとイラストレーターがプロ(本業)で絵師がアマチュア(趣味)といった感じでしょうか。
ただの趣味と言っても、中にはとても技術が高い人もいます。実際どのくらいのレベルか見たい場合は、有名なイラスト投稿サイト「pixiv(ピクシブ)」などを見てみましょう。
イラストコミュニケーションサービスのピクシブでは、毎日数多くの人が創作活動をしています。
利用には会員登録が必要ですが、これから絵を始めたい人には欠かせないサイトの1つです。
絵が上手いことで生まれる可能性
子供の頃は誰でも一度は絵を描いて遊ぶことがありますが、年齢を重ねるにつれてほとんどの人が絵を描くということはしなくなります。
そのため、幼少期に絵を描いた経験が乏しい人は大人になっても「絵心がない」なんて言われたりもするかもしれません。
逆に絵が好きでずっと描いてきた人は、人体から顔の表情まで非常にリアリティがある絵を描くことができます。
そしてこの「絵を描く才能」を持っている人の中には、様々な方法でお金を稼ぐ人がいます。
具体的に稼ぐ5つの方法
私がおすすめするイラスト業で稼いでいる人達の「稼ぎ方」を5つご紹介します。
サイト・ブログに掲載
自身が運営するサイトやブログへイラストを掲載する稼ぎ方です。
サイトとブログの違いですが、サイトの場合はいわゆる「素材サイト」として運営する形になります。
以下で紹介している素材サイトはほとんどがパブリックドメイン化した画像を掲載しているだけのものですが、形としてはこれらのようなサイトが理想的です。

素材サイトとは、訪問した人が誰でも掲載されている画像やイラストをダウンロードして利用することができるサイトのことです。
そのためダウンロードは無料でできるようにしましょう(有料にするのがダメということではありませんが、アマチュアのレベルではハードルが高いので現実的ではありません)。
無料でダウンロードにしてしまっては何でお金を稼ぐのかということですが、広告収入で稼ぎます。実際に多くの無料素材サイトがこの方法で収入を得ています。
次にブログの場合ですが、こちらも基本的にはサイトと同じく広告で稼ぎます。
少し違う点は、イラスト掲載以外にも絵を練習したい人向けに描き方やコツなど関連した記事も書くことでアクセスの入り口を広げることができます。
ブログ内で「イラストなんでも描きます」と依頼を呼びかけてみるのもいいでしょう。
クラウドソーシングを使う
イラストやデザインの制作は、クラウドソーシングサービスでもよく募集されているジャンルです。
自分のレベルに合った募集にアプローチしてフリーデザイナーとして活躍してみましょう。
クラウドソーシングはランサーズなどが有名です。

同人誌の販売
アニメ系のイラストが得意な人は、同人誌を作成して毎年夏や冬に行われるコミケや文学フリマに出店する方法もあります。
コミケではある程度の画力さえあれば同人誌でそれなりに稼げるので、とにかく一度参加してみるのがいいでしょう。
中にはたった数日で数百万円売り上げたという人もいます。

同人誌とは少し違いますが、オリジナルの漫画が描ければ「電子書籍」として出版する方法もあります。
出版するまでの費用も全て無料で行えるのでこちらもおすすめの稼ぎ方です。

SNSの利用
ツイッターなどSNSで定期的に描いたイラストを投稿し続けて自分のファンを作りましょう。
良い作品であればあるほどシェアされる可能性も高くなるので、上手くいけばそれほど時間をかけずに人気になれるかもしれません。
少しずつ見てくれる人が増え始めたら、「ツイッターのアイコンやヘッダー画像の作成します」といった募集をかけます。
依頼が来る場合はそのままツイッター上でダイレクトメールも使えるので手間がかかりません。
念のため、事前にトラブルを防ぐためにも作成期間や要望に応じた金額設定などはしっかり決めておきましょう。
また、イラストを通して集客ができれば依頼がなくても稼ぐことは可能です。詳しくはこちらの記事をどうぞ。

オリジナルキャラクターの制作
一時期ゆるキャラが爆発的にヒットしたように自分でオリジナルキャラクターを作るという稼ぎ方です。
人気を出すのは簡単なことではありませんが、少しでも固定のファンを獲得できればお小遣い程度稼げている人もいます。
その方はイラストからまずは存在を知ってもらい、そのキャラクターをグッズ化して商品販売で稼いでいるとのことです。
イラストはペンタブで描く人の方が多い
イラストや絵といえば筆やペンで紙に描くものだと思いますが、今では多くの人が「ペンタブ」を使っています。
イラストに限らず有名漫画家でペンタブを使用されている方も増えました。
決して安くない買い物ではありますが、これから始めてみたい方は最初のうちからペンタブに慣れておくことをおすすめします。
まとめ
「イラストが描ける」「絵が描ける」というのは副業においてかなりの強みです。
練習すればするほど上達し、スポーツなどとは違い年齢の壁もなく、いつ始めても遅いということもありません。
稼ぎ方に関しても今回挙げた5つの方法だけではなく、pixivで自分の作品を掲載している場合は、企業などから仕事のオファーが来るように依頼用フォームを設置するやり方もあります。
他にも、似顔絵制作で収入を得る人や、ユーチューブであればユーチューブ漫画として大きく稼ぐ人もいます。

副業目的だけではなく何か新しい趣味を探している人も、これから趣味も兼ねて始められてみてはいかがでしょうか。
