絵が描ける人は、イラスト制作を副業にしてお金を稼ぐことができます。
画力が高いことに越したことはありませんが、方法次第ではそれほど画力に自信がなくても副収入を得ることは難しくありません。
具体的に絵で稼ぐ方法を5つご紹介したいと思います。

イラスト制作を副業に考えている人はぜひ参考にしてみてください。
イラストレーターや絵師とは
絵を描く人を「イラストレーター」や「絵師」などと呼び、中には同じくくりにしないでほしいと考える人もいるようですが、どちらもイラスト制作をメインに活動します。
有名なイラスト投稿サイトには「pixiv(ピクシブ)」がありますが、このイラストコミュニケーションサービスのピクシブでは、毎日数多くの人が創作活動をしています。
利用には会員登録が必要ですが、これから絵を始めたい人には欠かせないサイトの1つです。
イラスト関連の有名サイトはひととおりブックマークしておくなどしておきましょう。
具体的に稼ぐ5つの方法
私がおすすめするイラスト業で稼いでいる人達の「稼ぎ方」を5つご紹介します。
これからイラスト制作で収入を得ようと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
サイトやブログ、YouTubeなどに掲載する
自身が運営するサイトやブログ、あるいはYouTubeのアカウントへイラストを掲載する稼ぎ方です。
サイトとブログの違いですが、サイトの場合はいわゆる「素材サイト」として運営する形になります。
以下で紹介している素材サイトはほとんどがパブリックドメイン化した画像を掲載しているだけのものですが、形としてはこれらのようなサイトが理想的です。

素材サイトとは、訪問した人が誰でも掲載されている画像やイラストをダウンロードして利用することができるサイトのことです。
そのためダウンロードは無料でできるようにしましょう(有料にするのがダメということではありませんが、アマチュアのレベルではハードルが高いので現実的ではありません)。
無料でダウンロードにしてしまっては何でお金を稼ぐのかということですが、広告収入で稼ぎます。実際に多くの無料素材サイトがこの方法で収入を得ています。
次にブログの場合ですが、こちらも基本的にはサイトと同じく広告で稼ぎます。
少し違う点は、イラスト掲載以外にも絵を練習したい人向けに描き方やコツなど関連した記事も書くことでアクセスの入り口を広げることができます。
ブログ内で「イラストなんでも描きます」と依頼を呼びかけてみるのもいいでしょう。
また、YouTubeに投稿する場合は、イラストが完成するまでの過程や、面白いアイデアでアクセスを集めるのがおすすめです。例えば以下の動画をご覧ください。
こちらのアカウントはイラスト制作の動画をメインに投稿をしていますが、このようにワンピースのキャラクターをブリーチのキャラクター風に描くなど、一味変わった動画を上げることで多くの再生回数を稼いでいます。
二番煎じでも再生回数を稼ぐことはできるので、同じようなクオリティで描ける人はぜひ参考にしてみましょう。
クラウドソーシングを使う
イラストやデザインの制作は、クラウドソーシングサービスでもよく募集されているジャンルです。
自分のレベルに合った募集にアプローチしてフリーデザイナーとして活躍してみましょう。
クラウドソーシングはランサーズなどが有名です。

同人誌の販売
アニメ系のイラストが得意な人は、同人誌を作成して毎年夏や冬に行われるコミケや文学フリマに出店する方法もあります。
コミケではある程度の画力さえあれば同人誌でそれなりに稼げるので、とにかく一度参加してみるのがいいでしょう。
中にはたった数日で数百万円売り上げたという人もいます。

同人誌とは少し違いますが、オリジナルの漫画が描ければ「電子書籍」として出版する方法もあります。
出版するまでの費用も全て無料で行えるのでこちらもおすすめの稼ぎ方です。

SNSの利用
ツイッターなどSNSで定期的に描いたイラストを投稿し続けて自分のファンを作りましょう。
良い作品であればあるほどシェアされる可能性も高くなるので、上手くいけばそれほど時間をかけずに人気になれる可能性があります。
少しずつ見てくれる人が増え始めたら、「ツイッターのアイコンやヘッダー画像の作成します」といった募集をかけます。
依頼が来る場合はそのままツイッター上でダイレクトメールも使えるので手間がかかりません。
念のため、事前にトラブルを防ぐためにも作成期間や要望に応じた金額設定などはしっかり決めておきましょう。
また、イラストを通して集客ができれば依頼がなくても稼ぐことは可能です。詳しくはこちらの記事をどうぞ。

オリジナルキャラクターの制作
一時期ゆるキャラが爆発的にヒットしたように自分でオリジナルキャラクターを作るという稼ぎ方です。
人気を出すのは簡単なことではありませんが、少しでも固定のファンを獲得できればお小遣い程度稼げている人もいます。
その方はイラストからまずは存在を知ってもらい、そのキャラクターをグッズ化して商品販売で稼いでいるとのことです。
イラストはペンタブで描く人の方が多い
イラストや絵といえば筆やペンで紙に描くものだと思いますが、今では多くの人が「ペンタブ」を使っています。
イラストに限らず有名漫画家でペンタブを使用されている方も増えました。
決して安くない買い物ではありますが、これから始めてみたい方は最初のうちからペンタブに慣れておくことをおすすめします。
まとめ
「イラストが描ける」「絵が描ける」のは副業においてかなりの強みです。
練習すればするほど上達し、スポーツなどとは違い年齢の壁もなく、いつ始めても遅くありません。
稼ぎ方に関しても今回あげた5つの方法だけではなく、pixivで自分の作品を掲載している場合は、企業などから仕事のオファーが来るように依頼用フォームを設置するやり方もあります。
YouTubeの例もご紹介しましたが、以下のようなやり方で稼ぐ人もいます。

副業目的だけではなく何か新しい趣味を探している人も、これから趣味も兼ねて始めてみてはいかがでしょうか。


AIイラストを活用した副業もおすすめです。