もうこれからの株式投資は銘柄選びで悩む必要がなくなるかもしれません。
それを可能にしたのが、株価を予想してくれるAIチャットボットの「Phantomエージェント」です。
どのようなものか見ていきましょう。
投資もAIの時代へ
このブログでは度々AI関連の話題を取り上げることがありますが、今回もとても気になるAIの話題。
その話題というのが、AI技術を用いた株式投資です。
本来、株の銘柄選びは投資信託でもなければ自分で悩みながら選ぶものですが、AI技術を利用することでその銘柄選びで悩むことがなくなります。
例えば企業が決算を発表する「決算短信」というものがありますが、これを素人が見て企業の経営状況を判断しようと思ってもおそらく難しいでしょう。
そこでAIの最新技術の力を借ります。
AIであれば、この決算レポートを誰が見てもわかりやすく解説してくれるのです。
業績が好調か不調か、シンプルに伝わりやすい言葉でまとめることで株初心者の銘柄選びを助けます。
今はまだ大企業中心のようですが、今後は中小企業も視野に入れて展開していくとのことです。
プロ並みの予想をするAI「Phantomエージェント」
企業の業績をまとめてくれるAIがあれば、翌日の株価を予想してくれるAIというのもあります。
それが、AIチャットボットの「Phantomエージェント」です。
AIチャットボットとは、一番分かりやすいものを例に挙げるとLINEの「りんな」でしょうか。
「りんなが株価を教えてくれる」と考えると分かりやすいかもしれません。
驚くことにその的中率はおよそ八割!
熟練の投資家と遜色ない株価予想を叩き出します。
具体的な算出方法は、過去の膨大なデータからトレンドの流れを読み、翌日どのような動きをするか判断するとのこと。
こちらもまだ販売を発表した段階なので、これから証券会社などで取り扱いを始めることになるでしょう。
投資の知識よりも扱うツールが重要か
初心者にとって従来の投資や資産運用というのは失敗が付きものでした。
株ではありませんが私自身もFXにハマり平日毎日トレードしていたことがありますが、相場の動きはもはや天邪鬼。
監視でもされているんじゃないかというくらいポジションを取れば取るほどマイナスを出していたこともあります。
そうなると、もう自分自身の判断が信用できませんよね。
今は投資で成功した人の中にも、一度は資金を全て溶かしてしまったり、大きな借金を抱えてしまった経験がある人は少なくありません。
ですが、これからの投資はAIの参入によりそれらリスクが減ると考えられます。
長いスパンで見れば、初心者が勘で相場を読み続けるより間違いなくAIの方が良い成績を出すでしょう。
これは初心者がいきなりプロと同じ土俵で戦うのも不可能ではないということ。
FXの世界で言えば約一割しか儲けている人はいないと言いますが、AIを味方に付ければその一割に入れるかもしれないのです。
「投資の知識はないがAIツールの扱いに長けてる」なんて人が儲ける時代が来るかもしれませんね。
まとめ
様々な業界で導入が進むAI技術ですが、やはり投資関連の話題からは目が離せません。
Phantomエージェントは音声認識にも対応しているとのことなので、機械的なものが苦手なお年寄りでも扱いやすいのではないでしょうか。
また、AIは近い将来人の仕事を奪うとネガティブなことも言われていますが、人類の進歩には欠かせないものです。
利用できるものはどんどん利用しましょう。